【Vチャロン】ラストパトロールの再来⁉強力なリフレッシュ能力持ちのジョーカーズ!
昨日、Twitterで「キクチパトロールはヤバい!」みたいな呟きを見ました。ついに殿堂0デュエルが始まったか⁉とワクワクしていましたがまったく違いました。殿堂0ではなく通常環境でパトロールができるようになるみたいですね。新時代一撃必殺の非情なコンボを決める新しいジョーカーズはこいつだ!
能力が長いのでシンプルにまとめます。
■バトルゾーンに出た時、プレイヤーを選ぶ。そのプレイヤーは手札をすべて山札下へ。同じ枚数ドロー。そのあとシールドゾーンのカードをすべて山札下へ。その枚数裏向きで新しいシールドへ。
シンプルに、そしてチャンプルにまとめてみました。要は
プレイヤー選んで、手札とシールド総入れ替え!
って感じですね。これは楽しそうな能力ですね。え?楽しくない?即死する?そんな物騒な言葉は置いておいて解説していきましょう。もちろん後で物騒なほうも解説します。
■自分か相手の手札を総入れ替え!
手札を入れ替える!といえば火文明の専売特許ですね!今回の【Vチャロン】はプレイヤー1人の手札を山札下に送りその枚数分ドローしてもらいます。これは相手の≪クリスタル・メモリー≫のようなサーチ後に使用することで疑似ハンデスのような動きができます。コンボデッキのように1枚しかないカードを下に送ってやれば、手札の枚数はプラマイゼロでもダメージは大きいはずですね。
この能力は、次のワンセットと同じで自分に使うことはあまりなさそうです。相手の手札の侵略や革命チェンジが怖い、サーチ先が怖いというタイミングで使ってあげましょう。
■プレイヤー1人のシールドを総入れ替え!
シールドの入れ替えといえばこの2枚が思いつきますね!どちらも悪いことをした2枚になります。≪ヴァリアブル・ポーカー≫は比較的記憶に新しいですね。アミダナスカでシールドを増やして特殊勝利を決めていました。かなーり高騰しましたね。そしてもう1枚、「ラストパトロール」「キクチパトロール」の名前で恐れられた≪アクア・パトロール≫さんもおシールドを入れ替えるカードです。
このご時世でシールドを入れ替えるカードを使うなんて特殊な事情がない限りありません。それこそアミダナスカで遊ぶときくらいですね。
このカードのシールド入れ替えは≪煌龍サッヴァーク≫対策です。こちらのシールドにカードを張り付けられすぎた際に相手の除去耐性をリフレッシュしながらシールドを増やすことができます。このカードはシールドゾーンのカードを数えてその枚数分新しいシールドを加えます。これはなんらかでシールドに張り付けられた場合、城、シールドプラスで重なっている状態でも重なっているカードを1枚として計算できそうです。これによって≪煌龍サッヴァーク≫の除去耐性を大きく減らすことができますね。
【殿堂0デュエル!】「キクチパトロール」「ラストパトロール」って?
この3枚のうち、1枚がバトルゾーンにいるとき【アクア・パトロール】の召喚すると、シールドが消し飛びます。
相手のシールドが1億枚あろうと一瞬にして0になります。
そこにどんな強力なS・トリガーがあろうと一瞬にして0になります。あとはダイレクトアタックを決めれば勝ちです。シンプルにチャンプルですね。
今は「キクチパトロール」という名前が有名ですが、元々は「ラストパトロール」と呼ばれていました。≪海王龍聖ラスト・アヴァタール≫はバトルゾーンにいる間、シールドゾーンにカードがおかれた時自身のシールドを1枚墓地に送らなければいけません。この時≪アクア・パトロール≫が登場するとどうなるでしょう。相手はシールドを山札に戻し、その枚数分だけ置きなおします。その置きなおした際に、置きなおした回数だけシールドを墓地に送らなければいけません。ということはシールド全部焼却マジックが起こるということですね。あとはアヴァタールで殴ればゲームエンドです。一発で殿堂になりました。
そして時が経ち、菊池(キクチ師範代)やカレー粉(カレイコ)なども登場しましたね。当時はすでに≪アクア・パトロール≫はプレミアム殿堂でしたが殿堂0デュエルで大いに称賛されました。これは強い!と。最速3キル可能、そしてギミックがシンプルに完結しているためデッキスロットの自由化とかなり高いレベルのアーキタイプとして使用されていますね。
【あとがき】
今回、パトロールの代わりのようなカードが登場し、【キクチVチャロン】というデッキもできそうですね。強いかどうかはさておき研究のしがいがありそうです。ジョーカーズのため無色なのも大きいですね。
おそらくかなりの完成度を誇らない限り環境に顔を出すことはないです。安心してください。安心してファンデッキとして使用していきます(笑)