【龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢】上下噛み合った墓地ツインインパクト!

 2ブロック構築において、ムートピアってほとんど活躍できていないのですよ(唐突)。そんなムートピアの魅力を本日はご紹介!というわけではなく、ムートピアのために生まれたのでは!?という相性のいいクリーチャーが登場したことを本日は喜んでいくカード考察になります!

 

 皆様、思い出してください。ムートピアといえば、墓地から呪文を撃つ、手札を墓地に落としながらドローを進めていく種族ですね。今回はそのムートピアの能力を生かした新マフィギャング/ドラゴンギルドの紹介です!

 

 

 

 

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龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢

龍装鬼 オブザ08号

コスト9/パワー8000

■このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コスト0以下にならない。

■このクリーチャーをバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるクリーチャーを1体につき-1000される。

■W・ブレイカー

 

終焉の開闢

コスト3/呪文

■自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

 

 さんざん最初にムートピアと相性がいいとか言いながらマフィギャングの紹介にあんる本日。違うんです!本当に墓地利用とムートピアは相性がいいんです!ということは墓地を使う闇文明とは相性がいいのです!という言い訳は無視して考察していきましょう!オブザ08号!

 

 

■墓地のクリーチャーを参照にしたデカブツ軽量クリーチャー!

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龍装鬼 オブザ08号

コスト9/パワー8000

■このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地にあるクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コスト0以下にならない。

■このクリーチャーをバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーのパワーは、自分の墓地にあるクリーチャーを1体につき-1000される。

■W・ブレイカー

 

 コスト9の重たいクリーチャーなんて使うところはないです(辛辣)。しかしこのクリーチャーの召喚コストは墓地のクリーチャー1体につき1少なくなりますね。墓地にクリーチャーが8体以上いればコスト1で召喚することが可能になります。ということは早い段階でせっせと墓地にクリーチャーを落としにいけば早期召喚も夢ではありません!

 さらにこのコスト軽減と、下の除去能力は連動しています。登場時にまた墓地にクリーチャーを数え、その枚数分のパワーマイナスを与えることができます。墓地にクリーチャーがあればあるほど軽く出てきて、なおかつ確定除去を飛ばすことができますね。

 これに酷似したクリーチャーをして≪魔光帝フェルナンドⅦ世≫がいますね。ほとんど能力が同じで、参照するカードタイプがクリーチャーではなく呪文である点です。さらにフェルナンドはパワーマイナスが攻撃時とタイミングが少々遅いです。登場時限定ですが、すぐに仕事する点では≪龍装鬼 オブザ08号≫のほうが偉いですね。

 墓地のクリーチャーを参照してコスト軽減と除去が可能なクリーチャーは≪暴走龍5000GT≫が有名ですね!墓地ソースのフィニッシャーですがこちらの方が能力は似通っているかもしれません。闇文明であるためスピードアタッカーはついていませんが、限定構築戦のGT!くらいの気持ちで運用したいですね。

 

 そして今回の龍装のモチーフのお話もしておきましょうか(笑)。今回のモチーフは≪黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド≫でしょう。名前に「オブザ」とついていますからね。どうせなら山札を3枚にする点から03号はすでに存在しているのでしょうがないですね。ガシャゴズラから居場所を奪わないで。

 

 

 

 

■墓地肥やし!上とも噛み合う軽量呪文!

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終焉の開闢

コスト3/呪文

■自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

 

 「終焉」の「開闢」?遊戯王を知っている方は、おや?と思ってしまう言葉の並びですね。私もちょっと反応してしまいました。墓地の光と闇のモンスターを除外することで場に特殊召喚することのできる大型フィニッシャーですね。この2枚の考察もしたいところですが、遊戯王ブログではないので申し訳ございません。ガン無視します。

 話を戻します。

 

「ライク・ア・ローリング・ストームの上位互換じゃね?」

 

 さっそくマイナスな意見が出てきました。コスト3の呪文で下の呪文モードとまったく同じ能力を持つ呪文があります。そりゃクリーチャーと使い分けできるこちらの方が強いのなんのですね。5枚目以降のコスト3の墓地肥やしのという点で使うことにしましょう。はい。

 能力はシンプルで「山札上から3枚墓地に送って、墓地からクリーチャーを回収」です。墓地にこの呪文があれば、そのまま回収して延々とこの呪文を回すことができますね。注意して欲しいのは、いくらツインパクトカードといっても「唱えているこの呪文の効果で、唱えているこのカードを回収する」という芸当は不可能です。呪文は解決中は「どこでもないゾーン」にあります。すべての効果の解決終了後に初めて墓地に行くので自身を回収することができません。間違えないように使っていきましょう。

 しかし別のこのカードがあれば回収することができますね。効果はクリーチャー回収ですが、ツインパクトカードはクリーチャーと呪文の面を持っているため、手札に加えることが可能です。3マナ払うことができれば延々と墓地を肥やすことができますね。

 

 

 

 

【あとがき】

 このカードだけで上下の能力が噛み合っており、非常に完成されたデザインになっていますね。強い弱いは抜きにして、このようなカードは非常に優秀です。というか個人的に大好きです。

 このような墓地を参照としてコスト軽減ができるカードが登場したことにより、闇文明およびムートピアはこのカードを主軸にしたデッキが組めそうです。手札を回すことのできるムートピア(イワシン等)や、墓地を肥やすエキスパートであるマフィギャングが手を組んだ青黒系のコントロールができそうですね。風の噂ですが、次世代ワールドホビーフェアでクロスファイアのプロモが配布されるようで、そこに「双」のマークがついているとかいないとか。情報がはっきりしましたら、2ブロック限定構築版墓地ソースの解説をしていきましょう!