ガチデッキ!安くて強いデッキを作ろう!青黒ハンデス!

 

 くっそ寒くなってきましたで候う。雪がチラつく時期になってきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。私はサンタさんに見られていると思っているのでいつもよりいい子にして過ごしています。

 

 さて本日も格安物件紹介コーナーのお時間ですね。最近、いかに安くて強いデッキを組むのかしか考えていないので、次の新パックの情報なんかや、新カード考察なんかが疎かになっている気がします。

 

 最近の紹介格安デッキは、先に殴ることしか考えておらず、楽しくない、コントロールしたいとのコメントが押し寄せてきています。というわけでコントロールしていきましょう。今回はハンデスデッキの紹介ですね。

 

 青黒ハンデスってなんか上級者感あるやん?でも超次元揃えるの高いし、ベガスガロウズホールとか無理やん?ということで今回も格安構築ですね。

 

 

 

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 デッキ少なくない?30枚しかないじゃねえか、と言われてしまうのですが、残りは自分でカスタマイズする枠になっています。40枚構築を載せてしまうと、どうしても40枚すべて集める必要がある気がしてしまいますし、自分で考えたギミックを入れづらくなってしまいます。あと、高いけど持ってる!ってカードを入れる枠も欲しいですしね。というわけで今回は30枚だけにしてみました。各カードの解説に移っていきましょう。

 

 

 

■2コストハンデス

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特攻人形ジェニー

コスト2/パワー1000

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

 

ゴーストタッチ

コスト2/呪文

■S・トリガー
■相手の手札からカードを1枚見ないで選び、相手は、それを持ち主の墓地に置く。

 

 

 相手の手札をランダムに破壊する2コストのカード2種ですね。2ターン目にこのカードを相手に投げつけるのが重要です。カードゲームは多くの手札から選択しカードをプレイするのが楽しいです。その戦略をズタボロにし、こちらの勝ち筋に繋げるのが青黒ハンデスというデッキタイプですね。

 

 早い段階で相手の手札を空にして、こちらはドローカードで手札を蓄えていく。カードパワーの差をハンドアドバンテージで埋めていく感覚を大事にいきましょう!

 

 

 

 

■ドローカード!相手との手札差をつけろ!

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エナジーライト

コスト3/呪文

■カードを2枚引く。

 

サイバーブック

コスト4/呪文

■S・トリガー
■カードを3枚引く。その後、自分の手札を1枚、山札の一番下に置く。

 

 

 自分の手札を+1以上するカードですね。≪ゴーストタッチ≫や≪特攻人形ジェニー≫は手札の中で相手と1:1の交換をするカードです。こちらがハンデスすればするほど、こちらの手札もなくなっていきます。

 このデッキは相手だけ手札が少なく、選択肢が少ないことで、こちらの有利を主張するデッキなので、手札を1枚以上増やせるカードは必須カードです。とくに3ターン目に≪エナジーライト≫や≪コアクアンのおつかい≫を撃てるかどうかでこちらのテンポは大きく変わってきます。

 

 ≪エナジーライト≫は4ターン目に2コストハンデスを2枚投げるため、≪サイバーブック≫は後述する超次元呪文を探しにいくカードとして優秀ですね。ハンデスしている最中でも積極的に投げていきましょう。

 

 

 

■超次元呪文で山札を削れ!

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超次元リバイヴホール

コスト5/呪文

■クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。
■次のうちいずれかひとつを選ぶ。
自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が5以  下になるように選び、バトルゾーンに出す。
コスト7以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

 

超次元ミカドホール

コスト5/呪文

■バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは-2000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
■コスト9以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

 

 

 

 超次元呪文2種類ですね。相手の一番隊なんかを焼ける≪超次元ミカドホール≫と序盤に使った≪特攻人形ジェニー≫を回収できる≪超次元リバイヴホール≫の2種類を採用しています。採用理由はもちろんフィニッシュ手段を呼び出すためのカードです。このデッキは呪文主体で、相手のシールドを殴って勝つ手段はありません。せいぜいジェニーでシールドをブレイクしていくくらいでしょうか。

 このデッキはこれから紹介するカードで相手をライブラリアウト(山札切れ)を狙うのが戦術になっています。

 

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ヴォルグ・サンダー

コスト6/パワー7000

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。
■W・ブレイカー(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)

 

 

 プレイヤ―を1人選び、そのプレイヤーはクリーチャーが2枚出るまで山札を墓地に送り続けるというなんとも呪文中心のデッキには恐ろしい能力を持っています。デュエルマスターズの戦略を大きく変化させたカードの1枚だと私は思っています。

 

 このデッキはこのカードを何度もプレイして相手の山札を無くしてしまおう!というものがコンセプトになっています。呪文中心にデッキに対しては嫌がられますね。さらに相手の手札を0にしてしまえば相手はデッキトップを捲りお祈りするだけ、こっちは山札をじわじわと削っていく・・・こんな恐ろしいこともできます。

 

 こちらの手札破壊戦略に対して、ドローで対抗してくれば、その分だけ山札が減ります。ジレンマを相手に押し付けてコントロールしていきましょう。

 

 

 ・・・でもこのデッキじゃ何度も投げれないよね?

 

 

 

 

■メタカードであり、重要なパーツである仕事人

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悪臭怪人ゴキーン

コスト2/パワー1000

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、いずれかのプレイヤーの墓地から選び、持ち主の山札の一番上か一番下に置いてもよい。

 

百発人形マグナム

コスト4/パワー4000

■マナゾーンのカードをタップせずに、誰かがクリーチャーまたはクロスギアをバトルゾーンに出した時または呪文を唱えた時、そのプレイヤーは自分自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。

 

 

 普段はあまり採用されない2枚が登場しましたね。では≪悪臭怪人ゴキーン≫のほうから見てきましょうか。

 

■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚、いずれかのプレイヤーの墓地から選び、持ち主の山札の一番上か一番下に置いてもよい。

 

 自分か、相手の墓地のカードを山札に置くクリーチャーですね。このカードの使い方は自分の山札の上に使ったばかりの超次元呪文を戻してあげて使いまわすことが重要です。他には手札のなくなった相手のデッキトップに墓地の≪フェアリーライフ≫などの終盤ではあまりプレイしなくてもいいカードを固定し1ターンの余裕を持たせることもできる悪いことをするカードですね。

 

 なんらかで破壊されてしまったら≪超次元リバイヴホール≫で再利用するのもありですね。コストが軽くて余ったマナで使いやすいのもグッドです。

 

 

 

 そして≪百発人形マグナム≫ですね。

 

■マナゾーンのカードをタップせずに、誰かがクリーチャーまたはクロスギアをバトルゾーンに出した時または呪文を唱えた時、そのプレイヤーは自分自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。

 

 

 どちらかのプレイヤーがマナゾーンのカードをタップせずにカードをプレイするとそのプレイヤーはクリーチャーを破壊しなくてはなりません。革命チェンジなどの対策にもなるカードですね。しかし、相手だけではなく自分にもこの効果が適用されてしまいます。それを逆手にとって今回の戦略はスタートします。

 

 前述した≪ヴォルグサンダー≫は一度バトルゾーンに出してしまうと、次に超次元呪文を唱えても出すクリーチャーがいません。そこで≪百発人形マグナム≫を先に出しておくと効果でヴォルグサンダーが出た時に、自分でヴォルグサンダーを破壊することができます。こうなればもう一度超次元呪文を唱えれば、また山札破壊をすることができますね。

 

 ≪百発人形マグナム≫と≪超次元呪文≫の2枚のコンボでこのデッキは相手の山札を削り勝ちにいきます。本来のハンデス系統のデッキであれば2枚ほど採用されていますが、2枚も買うことができない!という人のために1枚でなんとか回せるコンボをいれています。

 

 

 

 

■残りの10枚は何を入れればいいの?

 

 残りの10枚は基本的に自由な枠になっています。強いていうならこのデッキには水のカードが8枚しか入っていないので、水のできれば守りのカードを入れるのがいいとおもいます。

 友人の速攻デッキに困っているのであれば≪斬隠テンサイ・ジャニット≫なんかを入れるのもいいと思います。

 環境デッキに入るようなカードであれば≪ブレインタッチ≫や≪デモンズライト≫、≪Dの爆才サイバーダイス≫と≪超次元ガロウズホール≫なども採用できます。

 

 速攻への守りが若干薄いと感じるのでS・トリガー付きの除去カードなんかもどんどん入れて改造していくのがいいと思います。

 

 

 

【まとめ】

 ヴォルグサンダーが場所によっては少々高いかもしれません。某フリマアプリでは1枚1000円もしませんが、それでも高いと感じてしまうでしょう。1枚だけなので買ってしまうか、友人に借りるのがいいかもしれませんね。

 

 このデッキの回し方は、どれだけ効率よく5ターン目までに相手の手札を破壊できるかがカギになっています。

 

〇2ターン目・・・2コストハンデス

〇3ターン目・・・エナジーライト

〇4ターン目・・・2コストハンデス×2

〇5ターン目・・・超次元呪文

 

 なんて動きはお手本のような強い動きですね。5ターン目までに一度ドローするカードを挟んで、こちらの手札を整える動きも重要なので覚えておいてください。

 

 相手を上手くコントロールできた時は、何とも言えな安心感と緊張感になります。相手の山札を削りきるまで油断しないようにしていきましょう!