殿堂解除!龍仙ロマネスク&天雷の導師アヴァラルド公!
殿堂解除情報がやってきましたあああ!イエーイ!
殿堂発表より解除のほうが個人的に大好きです!環境からキツイ相手が消えることは嬉しいのですが、やっぱりいなくなってしまうより、使えなかったカードが増えたほうが嬉しいようです!
さて、今回殿堂解除になったのはこの2枚です!
【龍仙ロマネスク】&【天雷の導師アヴァラルド公】です!
いやあ、情報を見たのは夜も遅くなってからでしたが、一気にテンションがマックスになりましたね。疲れてすぐさま布団にダイブしていましたが。というわけで、今回はこの2枚について考察していこうと思います!
あ、環境についての深い考察はよそでお願いします。ただのファンデッカーなもので(笑)
■おかえり!ロマネスク
【龍仙ロマネスク】
コスト6/パワー5000
■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
■ブロッカー
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から4枚を、マナゾーンに置いてもよい。
■自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。
おかえり!ロマネスク!君のこと大好きだよ!と言わんばかりのテンションで解説。さて、このクリーチャーを大雑把にまとめてみましょうか。
①火自然光の文明を持つドラゴン
②ブロッカー
③出たら4枚ブースト
④エンド時マナを破棄
大きくまとめるとこの4つが特徴でしょうか。これを1つずつ解説していきましょうか。
①3色の色を持つドラゴン
火自然光と3つの文明を持つドラゴンですね。この3色のドラゴンを想像すると、≪蒼き団長ドギラゴン剣≫や≪百族の長プチョヘンザ≫、≪時の法皇ミラダンテⅫ≫と色んな革命チェンジクリーチャーが連想されますね。そういうことです。種族にドラゴンを持っているゆえに多くのサポートを受けることが可能ですね。ブーストの役割が終わったら革命チェンジし手札に戻りさらにブーストすることも可能。どんだけマナ伸ばすねん。
さらに光のドラゴンということで≪ドラゴンズサイン≫にも対応しています。相手ターン中に4ブーストすれば、次の自分のターンで増やしたマナを思う存分に使うことができますね。そのまま革命チェンジしてしまえば・・・。
②ブロッカー
自身の能力によってマナを減らしてしまうデメリット能力を有していますが、相手の攻撃のチャンプブロックに使ってしまえば何の問題もありませんね。
「ブロッカー」ということでかの有名な≪ヘブンズ・ゲート≫にも対応しています。≪ラッキーダーツ≫で当て、1ターン目に8枚ブースト!なんて芸当も可能ですね!(笑)さすがにネタデッキですが、1度決めてみたいものですね。
もちろんですが≪天獄の正義へブンズ・ヘブン≫にも対応しています。こちらの能力はターンエンド時に手札からブロッカーを出すことができます。ロマネスクを出し4ブースト、さらに終了時の効果はタイミングを逃しているので起動せず次のターンに暴れることができますね。
③出た時4ブースト
この能力が主に悪いことをします。6マナ出た時4ブーストは次に10マナ域に達することができ、現代ではゼニスや≪古代楽園モアイランド≫のような大型クリーチャーに繋ぐことが可能です。さらにこのブースト、タップインではありません。単色カードがマナに落ちればそのまま使うことが可能です。これを利用したデッキが環境で猛威を振るったのも原因で殿堂入りを果たしていました。
相性よく使われていたのは≪母なる紋章≫というカードですね。ロマネスクで増やしたマナでそのまま唱えることができます。ロマネスクが3色の文明を持っていますので、色々なクリーチャーをマナゾーンから引っ張り出していましたね。現在なら≪ボルバルザーク・エクス≫を引っ張り出してマナをもう一度起こして再行動なんて挙動が軽々可能です。まあ「ドラゴンキリコ」とかいうデッキタイプがあったのですがそれはまた別のお話。
④エンド時にマナを破棄
このクリーチャーは出ると山札から4枚ブーストすることができます。4枚ブースとって意味わからないですよね。そのかわりにターン終了時に、自分のマナを1枚墓地の送らなければならないという反動もあります。盤面にロマネスクを残しすぎると、どんどんマナを墓地に送らなければならず、最終的にアドバンテージがなくなってしまいます。これを解消する方法はいくらでも存在します。
一般的なものは、出したターンに盤面からどかしてしまうことですね。前述した≪母なる紋章≫でマナに引っ込めてしまう、現代デュエルマスターズならば≪母なる聖域≫を使ってマナにひっこめて進化獣を出す、他のクリーチャーを引っ込めて進化元にしてしますなどの使い方ですね。俗にいう「ロマネキャンセル」という挙動です。皆様もドヤ顔でロマネキャンセルしてみてください!
マナを破棄することをデメリットではなくメリットとして考えることも可能です。序盤に緑マナを出すために埋めた≪悠久を統べる者フォーエバープリンセス≫を山札に戻して≪ヴォルグサンダー≫対策に利用したり、マナ落ちた強力な呪文を墓地に送り、≪龍素記号Srスペルサイクリカ≫で唱えたりと使い方によってはメリットにも変わります。
■おかえりアヴァラルド公!
【天雷の導師アヴァラルド公】
コスト3/パワー1000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中から呪文を好きな数手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
おかえりアヴァラルド公!また一緒にデュエルマスターズを楽しもう!ロマネスクでブーストしすぎたテンションを落ち着かせましょう。このカードは熱く使うというより、冷静に使うタイプのカードですね(意味不明)。
3コストでバトルゾーンに出た時にデッキトップを3枚表向きにします。その中から呪文をすべて手札に加えることが可能です。呪文デッキからすれば3コスト3枚ドローという化け物に変身します。やべえじゃねえか。
このカードは種族に「ナイト」を持っている戦国編のカードですね。ナイマジック呪文を回収できるカードで、次のターンにハンデス呪文の≪魔弾バレット・バイス≫やパワーマイナスをできる≪魔弾デュアルザンジバル≫を唱えることが可能です。とくにバレット・バイスは4コストナイトマジックで2ハンデスすることが可能なテンポカードです。撃てば一発有利という凄まじいカードパワーを持っていました。
≪魔弾バレット・バイス≫がゴールデンベストに再録されたのはこの殿堂解除の示唆だったのでは・・・?とも感じますね。
しかしこのカードの真価が発揮されたのは戦国編ではありません。次のエキスパンションであった覚醒編にてアヴァラルド公自身も覚醒しました。
覚醒編で多くの超次元呪文が収録され、多くのサイキッククリーチャーが環境に台頭しました。その中の同じ文明に≪超次元シャイニーホール≫と≪時空の雷竜チャクラ≫という強力なパッケージが存在し、コンビ殿堂にまでなった≪超次元バイス・ホール≫と≪時空の支配者ディアボロスℤ≫という最強コンビが控えていました。
そうなれば環境は大呪文時代です。デッキに超次元呪文がなくとも、超次元ゾーンにチャクラを入れるだけで相手のビートダウンを強要する通称「チャクラチャクラ詐欺」が起こり、高騰するカードになりました。先行が≪超次元バイスホール≫で相手の手札にある≪超次元バイスホール≫をハンデスする、そのリソースをお互い≪天雷の導師ヴァラルド公≫で回収するという光景はよく見られたのではないでしょうか?
昔の話をしすぎました。これだから懐古厨は・・・()
では現代デュエルマスターズではどのように活躍できるのでしょうか。思いつくデッキは「ナイトデッキ」「ドロマーハンデス」「オールデリート」の3種ほどでしょうか。他にもあったら教えてください。
とくに環境で使えそうなのは「オールデリート」ですね。3マナ3ドローすることができ、なおかつクリーチャーの数が4枚増えるので、悠久がすべて山札外に埋まった場合の最低限のケアにもなります。「侵略」や「革命チェンジ」の登場により超次元呪文(勝利のガイアールカイザー)の強さや需要自体は減衰していないように感じます。光文明を使用する呪文デッキであれば十二分にまだ採用が見込めますね。≪コアクアンのおつかい≫という同じタイミングで撃てるドローソースがありますが、そちらとしっかり差別化するデッキ構築にしていきましょう。
【あとがき】
今回の殿堂解除で大きな環境の変化はないように感じます。しかし、クリーチャーで殴ったもん勝ちな現環境で、ビックマナと呪文デッキの強化が入ったと思うと何かを考えないといけませんね。
個人的に変なデッキでなおかつある程度戦えるデッキにしたかったのでこのようなレシピを作っていました。
なかなか変態構築に仕上がりました。
序盤はロージアダンテに偽装し、ドローを加速します。盾を≪ドラゴンズサイン≫や≪ヘブンズゲート≫≪レインボースパーク≫と厚くしているので安心していきましょう。
中盤は≪ドラゴンズサイン≫→≪真・龍覇ヘブンズロージア≫→≪天獄の正義ヘブンズ・ヘブン≫の動きをします。もちろんエンド時に出すのは≪龍仙ロマネスク≫ですね。ターンエンド時のタイミングを逃す疑似ロマネキャンセルでマナを一気に9まで伸ばします。
終盤は10マナ域のクリーチャーを投げつけます。6ターン目に≪「智」の頂レディオ・ローゼス≫を投げれば、コントロールデッキ相手に莫大なアドバンテージ差をつけることが可能です。≪精霊王アルファディオス≫や≪古代楽園モアイランド≫などのドでかいクリーチャーも余すことなく使えるのが楽しそうですね。まだ回していないので枚数は要調整。