【GP前特別企画:轟轟轟ブランド最強デッキ】これで優勝間違いなし!現環境最強!最速!最高潮のデッキが堂々完成!

 

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 なんだかんだであと1週間でGP7thとなり調整に大忙しな日常です。昨日はMTGのプレリリースに参加した後に、帰ってからはMTG arenaでシールド戦をしていました。その後、モンストを開くとアーサーの獣神化が実装していたので実の厳選のために神殿に籠っていましたね。いやーGPの調整をする時間がない。そんな私もこういいながら結構悩んでいます。

 

「この環境で一番強いデッキは何なんだろう・・・。」

 

 そうです。私だって勝ちたいわけです。普段はカードの考察をして色んなカードでデッキを組みたい!パウパーでコモン限定構築をやろう!なんて言っていますが、私も一人のプレイヤーとして結果を出したいに決まっています。もう4年くらいCS入賞できてないんだぞこんちくしょう。というわけでいつも私の愚痴を聞いてくれる遊戯王プレイヤーのT氏に相談して調整していました。

 

 

T氏「先行ブレイズブレイズS駆轟轟轟ブランド!」

 

 これが環境最強ムーブです。まずじゃんけんに勝てるのが強い。そして踏まない。完璧です。マナが1しかなく、まだアクションを起こしていないのに理不尽に割られていく私のシールド。これでDMPとしての本能が直感しました。これが最強デッキだと。これを握ってデュエルマスターズすれば俺は勝てると。そんな最強の動きを見て完成したデッキがこちら。

 

 

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■凶戦士ブレイズクロー 10枚

■グレイト“S-駆” 10枚

■“轟轟轟”ブランド 20枚

 

 最強のリストができてしまいました。ザ☆前のめり って感じで殺意をむき出しにしていく最強デッキの完成です。これは負ける気がしねえ。さっそくこのデッキで趣味レーションです。

 

 

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 早速雲行きが怪しいですね。シュミレーション1発目からこれは最悪だ。しかもこれ6枚あるんですよね。なので後攻ドローしても動くことができないとかいう虚しい現実。黒光りするロケットも、プロモの男もこうなってしまえば台無しです。これ以外の初手を引けば手札を使い果たして全力連鎖なんてこともできそうです。これはたまたま運が悪かった。

 

 

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 そしてこのハンドである。1ターン目に出せるカードすらなし。どれだけ凶戦士ブレイズクローが強いかはっきりわかります。手札に15000円が光っています。黒光りするGって感じです。この10:10:20の配分だと初手の“轟轟轟”ブランドの期待値がなんと驚異の2.5枚。初手にある確率は98%と高い数値を叩きだしています。そりゃこういうこともあるわ。しかし反面1コスト獣2体も初手くる確率は78%、期待値は1.25と高いので2枚は抱えることはできます。あとはどこまで運が触れるかですね。

 

 

 しかし賢い私たちは、決定的な欠陥に気が付きました。そうです。先行で殴ることができないのです。あのデッキの強みとして先行肉汁ブランドで理不尽な2点を刻むことです。肉汁のないブランドなんて、タレのない焼肉屋みたいなものです。味気ない。というわけで肉汁を投入したデッキがこちらです。

 

 

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■凶戦士ブレイズクロー 8枚

■グレイト“S-駆” 8枚

■“轟轟轟”ブランド 16枚

■ニクジール・ブッシャー 8枚←NEW!

 

 さて、肉汁の追加です。これでパサパサハンバーグとはおさらばです。肉汁したたるジューシーな味わいに溺れろ!

 この配分が神がかっており、1コスト獣、肉汁が8枚ずつ・これは初手にある確率は69%であり期待値は「1」。轟轟轟ブランドも初手率は94%であり期待値はきっかり「2」です。ということは理想の初手ハンド1コスト+肉汁+ブランドというパッケージをこっきり揃えることが可能な最強のデッキが完成してしまったということですね。これを回してじゃんけんに勝つ練習をすればどんなデッキにも「踏まなければ」理論上最強です。踏んだとしてもトップから連続でブランドをツモれば勝てる。このデッキを回していきましょう。

 

 

 

 

  10分後・・・。

 

 

 

 「肉汁の初手率が悪い。」

 

 そうです。一応肉汁は初手の期待値は1ですが、確率的には70%もない程度です。試行回数を増やしていくにつれて引けない初手が目立つようになりました。

 1回2回を勝つ程度ならいいのですが、今回想定しているのは長丁場になるGPです。予選だけでも8回ものスケジュールが組まれており、そこから本戦。優勝するには5回もの修羅場を潜る必要があります。15戦近くもやる必要がありそれの7割になると5戦は肉汁を初手に引くことができません。

 手札を効率よく減らすためにもやはり肉汁の存在は必要不可欠。これは肉汁の枚数を増やす必要があります。しかし肉汁を増やすということはすなわちデッキトップから不要牌をい引いてしまう確率が上がってしまうということ。あまりにもリスキーです。そんな中天からの声が響きます。

 

 

 

 

T氏改め神「盤面肉汁ブランドだけで殺せるやろ?」

 

 

 

 神ではありませんでした。殺戮神、よもや悪魔神ですね。バロム様、私を導いてください。発言が過激すぎる。もはや目指すは相手を先に倒すという明確な意思のみ。このような強い心を持つもののみが環境で淘汰されずに生き残るのでしょう。この姿勢は全TCGプレイヤーが見習わなければならないのかもしれません。というわけでさらにチューンナップを重ねたデッキがこちら。

 

 

 

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■凶戦士ブレイズクロー 7枚

■グレイト“S-駆” 7枚

■“轟轟轟”ブランド 16枚

■ニクジール・ブッシャー 10枚

 

 

 

 これが最終調整版!現環境最速最高最強の“轟轟轟”ブランドの完成や!

 

 

 長く時間がかかりました。作成時間は30分以上1時間未満。DMPとYPが手を組んで苦悩の末に完成させたデッキがこちら。最強デッキです。まずは枚数から見ていきましょう。

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 1コストクリーチャーが7枚×2種ですね。合計14枚。初手率は90%弱ですね。9割あれば引ける。むしろギリギリまで確率と安定の狭間、幾度の修羅場を潜り抜けるためのデッドラインはこの数字だと直感しました。

 

 

 

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 そして手札を効率的に減らす≪ニクジール・ブッシャー≫。これは10枚まで増えました。初手率も80%に近付けることができ、期待値は「1」を超えています。3枚以上引いてしまうと完全に死に札になってしまうのでこれ以上増やすことはできませんでした。何度もデッキを回した結果、この枚数が着地点として綺麗に収まりました。

 

 

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 最後にこのデッキの主役、そして環境を破壊するもの≪“轟轟轟”ブランド≫です。枚数は16枚になりました。最初は20枚としていましたが手札に3枚以上来てしまうことが多く他のクリーチャーの枠の兼ね合いも考えて16枚という数字に途中から固定されてしまいました。初手の期待値はぴったり「2」であり1ターン目に走れないという事故がありません。この安定感は譲れません。

 

 

 この配分が最高に安定しました。これがデッキの調整というものです。幾度のトライ&エラーを繰り返し自分なりのデッキを見つける、これがデュエルマスターズの楽しさでありデッキづくりの醍醐味とも言えます。テンプレに収まるのが悪いなんていう気はありません。このような楽しみ方、達成感、そしてうまく回った時のデッキとのシンクロ感を楽しむことができる、そんな貴重な時間を過ごすことができます。

 

 

 

 

【あとがき】やっぱデュエルマスターズ最高! 

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 この最高のデッキを引っ提げてGPに殴りこみに行く同志を募集しています(していません。)そしてこのデッキでGP優勝を目指してください。高度なプレイは必要ありません。感じるがまま先行を奪い去り、感じるままに肉汁ブランドを決めてください。注意点は、同じカードを5枚以上公開領域に置かないことです。5枚目の轟轟轟ブランドが相手に確認された瞬間、ジャッジを呼ばれてしまいます。どこぞのプレイヤーのように失格になってしまいます。

 最後にまじめなお話を。本日紹介したデッキは最強デッキと言っても過言ではないと自信があります。最速デッキです。最速ジャッジキル、もしくはゲームロス、予選から除外されます、追放除去です。絶対に真似しないでください。おじさんとの約束だよ☆

 

 残り何回できるかわからない調整時間をこんなことに費やしてるか大会で勝てないんだよなあ、とため息をつく深夜テンション。