【堕天ノ黒帝 絶十】対サッヴァーク決戦兵器。絶十は闇堕ちしたのか?

 

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たった3か月で絶十に何があったんだ?というかサバキストって結局何だ⁉

 

 と謎の多いデュエルマスターズ界に頭を悩ませること3日。諦めてカード単体で考察していくことにしました。レッツゴーパッション。今回見ていくのは【堕天ノ黒帝 絶十】です。名前が厨二病溢れる感じで大好きです。一周回ってカッコよくない?そもそも「絶十」ってのがカッコいい。わかって(価値観の押し付け)。色々と言いたいことはありますが、闇の力に脳が侵されてしまっているのでこのまま能力の考察に入っていこうと思います。

 

 

 

■登場時に表向きのシールドを3枚墓地へ!

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 闇堕ちルートを辿っているような気がする光文明ですが、闇の力にメタを貼られています。登場時にシールドゾーンにある表向きのカードを3枚まで墓地に送ることのできる不思議な能力です。多くの手段で表向きのシールドを準備できる現代デュエルマスターズですが、そのギミックをすべて否定することができます。

 今回の弾で収録された≪煌世主サッヴァーク†≫の踏み倒し条件を全否定したり、相手のせっせと溜めた裁きの紋章を一気に引っぺがすことも可能です。相手の表向きのシールドだけではなく、自分のカードも選択可能なので≪煌龍サッヴァーク≫などで盾に幽閉されたカードも墓地に戻してやることが可能ですね。相手のサッヴァークの除去耐性を剝ぎ取ることができると思えばピンポイントではありますが損はありません。

 そしてついでのように「シールド・ゴー」や「城」などのギミックも破壊されてしまいます。このカードの召喚が間に合うような重たい城はほとんど採用されませんが覚えておいて損はないでしょう。

 

 

 

■相手のクリーチャーの行動に反応して除去。

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■相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、相手は自身の他のクリーチャーを1体選び、破壊する。

 

 相手が攻撃やブロックをすると気に、相手は自身の他のクリーチャーを1体破壊しなければならないという大きな制約を課せられるます。これは≪五邪王 ニガ=ヴェルムート≫並みの制圧力を持っていますね。

 相手は「自身の他の」クリーチャーを1体破壊しなければならないので、攻撃中のクリーチャーを破壊して攻撃のキャンセルをすることがはできないようになっています。裏を返せば、そのクリーチャーでは攻撃やブロックができるということですね。しかしその行動を繰り返した分だけ横に広がった盤面がズタズタになっていきます。

 

 

 

■他のクリーチャーが破壊された際に1ドロー。

 闇文明にふさわしい能力ですね。過去に≪屑男≫という優秀すぎる置きドローが存在しましたが(今でも存在していますが)、その能力を見事に踏襲しています。前述した相手の行動に合わせて破壊を強要する能力と見事に噛み合っており、相手に与える損害を自分のアドバンテージに変換することができます。

 このクリーチャー以外の~と書いてあるので、自身の破壊時に1ドローはついてきません。そのため出てきた返しのターンに除去されてしまうとアドバンテージが薄くなってしまいます。サッヴァークに対しては最初の能力で仕事こそ可能ですが(笑)。

 

 

 

 

【あとがき】最恐レベルのシステムクリーチャー!

 盤面に維持して相手を受けきるか、もしくはマウントを取って殴るかどちらかで滅法強いカードになっていますね。コストが重たいので環境にはマッチしていないか。種族がマフィギャングということで上手く早期に墓地から蘇生することができれば悪くないですね。システムクリーチャーの中ではかなりハイスペックなことが書いてあるので高速化した環境が悪い。

 能力を総合して見直してみるとその能力値の高さは圧倒的で「対サッヴァーク系統メタ」+「ニガに匹敵する硬直打破除去」+「有能置きドロソ」とそれ単体で仕事をするような能力を詰め込んでいます。昨日書いたデュオコマンドーもそうでしたが、「1枚でコンボが完結している」という観点でデュエルマスターズが大きくインフレしていることがわかりますね。まあそれ以上に速い奴らが多すぎるのがデュエルマスターズですがね!