【追憶人形ラビリピト】軽量クリーチャーに内蔵されるロスト・ソウル・・・！

【追憶人形ラビリピト】

コスト４/パワー2000　デスパペット

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

■じぶんのターン中に、コスト８以上のクリーチャーを召喚した時、またはコスト８以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。

　本日２本目はかなーり強いカードです。そしてみんな大好きハンデス種族デスパペットの登場です。有名なハンデス人形ジェニーや、銃を乱射するハンデス人形バレルさんたちに引けをとらないような大型ハンデス能力を有していますね。こちらのほうも余すことなく解説していければなーなんて思います（なぜか弱気）。

■最低限のランダムハンデスは内蔵！

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

　出るだけで1枚ハンデスと最低限の仕事をこなしてくれるようですね。このカードの真価は後述する下の方の能力にあります。場にいるだけで≪ロスト・ソウル≫チャンスがあるという激ヤバ能力ですね。それゆえに、相手はこのカードを意地でも除去しに来るでしょう。そこに除去呪文を撃ってくれるだけで２：１交換をできるという最低限の仕事をします。まあこのインフレ凄まじいアド取り合戦をする現代デュエルマスターズにおいてそれが強いかどうかは些か不明ではありますね。

　後述する全ハンデスがメインですので、こちらの能力はオマケ程度に考えてもいいかもしれません。しかし1ハンデスを舐めていると1ハンデスに泣きます。次に唱える超次元呪文を叩き落とせるだけで儲けものですね。

■コスト８以上のクリーチャーや呪文をプレイすると・・・？

■じぶんのターン中に、コスト８以上のクリーチャーを召喚した時、またはコスト８以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。

　さてさて、メインディッシュはこの能力ですね。読んでいただければわかるように全ハンデスです。重力級クリーチャーや呪文をプレイするとついでに全ハンデスすることが可能です。言ってしまえば誰でも≪ニコルボーラス≫になれるということですね(笑)

　さて、先の記事にありましたように、コスト軽減できるクリーチャーを召喚できれば早い段階で大型ハンデスを飛ばすことが可能です。一例として下の2枚ですね。

　マナにあるクリーチャーの数だけコストが軽くなる≪拘束の影メリコミ・タマタマ≫はド下ネタのマイナーカードですね。ひょっとしたら高騰するかもしれませんね(笑)

　そしてみなさんご存知の≪卍デスザーク卍≫です。このカードの持つ「無月の門」は実は召喚扱いです。≪洗脳センノー≫に引っ掛かることはありません。最近知りました。はい。

　このカードの登場により２ブロック限定構築では採用することのできない≪爆霊魔タイガニトロ≫と同じような動きをすることが可能になりましたね。もちろん大きくできることは違いますが、「大型ハンデスを限定構築でも内蔵することが可能」といった側面では同じようなものと考えていただいても構わないでしょう。

　そして面白いコンボに使うことも可能です。

【神々の逆流】

コスト９/呪文

■各プレイヤーは自分自身のマナゾーンにあるカードをすべて、それぞれの手札に戻す。

　あくまでロマンコンボですが、≪追憶人形ラビリピト≫が存在する時に、≪神々の逆流≫を唱えると、相手のマナゾーンと手札が空っぽになります(笑)

　≪神々の逆流≫でお互いのマナゾーンのカードをすべて手札に戻したあとに、効果を解決して相手だけ全ハンデス。こちらもマナはなくなりますが、相手は引いたカードをマナに置くしかできない状態に！コンボが決まってしまえば勝利を確信してもいいでしょう！このコンボは２ブロック限定構築で使用可能です。正直結構無謀ですが組めるなら是非とも試してみてください！

【あとがき】

　このカードもデスパペットということで元になるカードがあると思います。恐らく名前や能力、イラストから≪忘却人形ラビオール≫と同じ類のカードではないかと思われます。どちらも全ハンデス可能ですからね。このカードも≪不死帝ブルース≫と相性がよくデスパペットの他にアウトレイジ強化にもなりましたね。またいつか墓地パペットのデッキを組んで遊べる日が来ると信じて待っています・・・。