フレデリック・ショーイン!吉田松陰と円卓の騎士。

 

 最初は「ショーイン」の部分が「シューイン」に見えてFF10のキャラと勘違いしそういなりました(唐突な無駄話)

 

 というわけで、私がパックから剥いた順番が昨日の≪ソニックⅣワン≫の次だったので、本日はこのカードについてみていきましょう。

 

 情報というものは賞味期限があるもので、もっと強そうなスーレアから紹介しろよ!って感じなのですが、どうしてもこのカードが好きになってしまいましてね。本日はこのカードをピックアップ。

 

 

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フレデリック・ショーイン

コスト8/パワー9000

■NEO進化:自分の闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
■W・ブレイカー
■自分の他のクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーの下に置く。その後、このクリーチャーの下にあるカード1枚につき、カードを1枚引いてもよい。
■このクリーチャーが破壊された時、このクリーチャーの下にあるカード1枚につき、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。 

 

 

 

 「フレデリック」+「ショーイン」ですね。フレデリックってアメリカの人の名前にありそうな感じですね(わかりませんが)。そしてショーインはイラストから鑑みるに日本の歴史上の人物である「吉田松陰」のようですね。吉田松陰と聞いても、明治維新くらいの思想家?くらいしか出てきません。これも間違っているかもしれません。これを機に皆さん、歴史について勉強しましょう!

 

 冗談はさておき、個性的な能力を持っています。自分の他のクリーチャーが破壊されると、自分の下へと吸収する能力とその時にドローする能力。さらに破壊されたときに下にある枚数につき除去をする能力ですね。

 

 

■破壊されるクリーチャーを吸収・・・!

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 破壊されたクリーチャーが墓地ではなく、≪フレデリック・ショーイン≫の下に行く能力ですが、墓地を増やしたい闇文明とはアンチシナジーな気がしますが、どんな闇クリーチャーも墓地で起動する能力をもっているわけではないのでデメリットにはならないでしょう。そして下にいくたび、その下にある枚数を数えてその枚数につきドローできる能力ですね。

 自分のクリーチャーが破壊されるたびにドローの枚数が増えていくのは恐ろしいですね、≪特攻人形ジェニー≫が自爆し相手にハンデスをしながらこちらはドロー。闇の2コスト≪ブレイン・タッチ≫以上の動きに変わるのは驚きの一言ですね。

 

 

 

■破壊されたときに相手を除去!

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 このクリーチャーが破壊されたときに、このクリーチャーの下にあるカード1枚につき相手はクリーチャーを破壊しなければいけません。先述した、他のクリーチャーを下にため込む能力と完璧に噛み合う能力ですね。自分の場にチャンプブロックをばら撒きつつ、相手の攻撃をいなし、自分の好きなタイミングで破壊すれば、こちらは手札を増やし、相手の盤面を破壊できるという何とも凶悪な1枚。

 自分で好きなタイミングで破壊するならば≪学校男≫の使用が望ましいですね。次弾で学校男と同じ能力をもったクリーチャーが収録されると聞いているので併用できます。

 さらに自分のクリーチャーにブロッカーを付与することが可能な≪Dの老閣 メメント守神宮≫とも好相性。自分の他のクリーチャーをブロッカーにしながら自分もブロックに参加できますね。≪モルトNEXT≫のようなデカいサイズのビートダウンにはめっぽう強くでることができそうですね。

 

 

 

基本スペックの問題点

 能力はとてもおもしろいものですが、コストが8と重いのが私、気になります。踏み倒す系統の呪文が必須ですね。しかし、マフィギャングの踏み倒し(墓地蘇生)の呪文は優秀なものが増えつつあります。

 

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 どちらも8コストまでマフィギャングを踏みたおすことが可能で、なおかつ何らかの方法で踏み倒すことのできる呪文ですね。≪戒王の封≫は前弾で登場しているので、みなさんよくご存知だと思います。今回の目玉は今弾で登場した≪七王の円卓≫ですね。

 

七王の円卓

コスト7/呪文

■コストを支払うかわりに、自分の闇のクリーチャーを4体タップして、この呪文を唱えてもよい。
■コスト8以下のマフィ・ギャングを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

 

 

 最近押しの自分のクリーチャーをタップして踏み倒せる能力ですね。このカードを使えば早い段階で墓地から≪フレデリック・ショーイン≫などの大型マフィギャングを踏み倒すことが可能です。

 え?どうやって4体も闇のクリーチャーを並べろって?知るか!≪凶鬼3号 ガシャゴズラ≫でも使えば1発じゃないか!ついでにスレイヤーもついて自爆特攻しに行けるぞ!

 

 

 

【まとめ】

 このカードを見た瞬間に≪デュエニャン皇帝≫を思い出された方が多いのではないでしょうか。私もそのうちの1人です。あちらはループすることで有名ですが、こちらは非常に噛み合った2つの能力で絡めていく戦術になりそうです。

 

 強力な能力が1枚のカードで完結しているのは、とてもいいケースです。デッキに放り込んでも仕事をしてくれますし、他のカードと組み合わせることで非常に嘘くさい動きができるようになります。

 

 デュエルマスターズがカードゲームである以上、カードパワーはインフレすることは間違いありません。しかし、≪フレデリック・ショーイン≫のようなお手軽ベリーレアがこのような面白く、強い能力を持っているのはいい傾向だと考えます。コストが重い分強力な能力を持っているので、このカードを軸にしたデッキは組みやすい部類に入ります。どんどんこのような面白いカードがでることに期待してしまいます(笑)