【双極編】新DMを振り返って(前編):新種族の色が濃い1年でした。

 双極編や新デッキの考察ばかりしているのも、飽きてきました(直球)。せっかく2ブロック構築も始まることですし、1年のエキスパンション、新DM編のカードの振り替えりをしていくことにします。

 限定構築でも通常環境でも、来年もお世話になるカード達ですので、ここで再認識しておくことも大切ですね。それでは種族ごとに分けて書いていきましょう!

 

 

■引き金は2度引かねえ!ジョーカーズ

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 新DM主人公の使用するなんでも種族ですね。ドロー、マナ加速、除去、タップと色のついた他の文明の能力をなんでも使えるといっても過言ではないレベルでした。ジョーカーズという新しい無色設定を存分に使い、幅広いカードプール、能力を有しているのが特徴ですね。

 発売当初から文明を持たない無色カードとして扱われ、≪ゼロの裏技ニヤリー・ゲット≫と≪破界秘伝ナッシング・ゼロ≫の値段が垂直運動、断崖絶壁の勢いで高騰しました。上記2枚をフル投入しても環境を席巻するほどのカードパワーは持ちませんでしたが、カードプールの増加により、コントロールタイプのデッキも登場しました。

 

 現ブースターパックでは、1ボックスにマスターカードが1枚必ず封されています。そのため強力なエクストラウィン能力を持つ主人公カード≪ジョリー・ザ・ジョニー≫はひどく高騰しませんでした。値段が高止まりしていた≪破界秘伝ナッシング・ゼロ≫はコロコロコミックやいわゆるビルダーボックスに再録され、小さな子でも主人公のようにエクストラウィンができるようにカードの展開がなされていました。大会会場で「ジョリー召喚!ナッシング・ゼロ!マスターブレイクで勝ちだ!」と言って大興奮で勝利していた光景は今でも忘れられません。これがあるべきデュエルマスターズだなあなんて感じました。

 

 

■理不尽な速さでBADなビートジョッキー!

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 早い段階で手札のリソースをコスト軽減の種として投げつけ、殴り飛ばしてくる種族です。1弾から≪ダチッコ・チュリス≫と一番隊のおかげで高速展開をおこないスパイク7Kやブランドでゲームエンドに持ち込むゲームプランで環境に名乗りを上げました。登場当初は、「レッドゾーン」というデッキタイプと似通ったデッキとしてアイデンティティを確保し切れていませんでしたが、「赤青ブランド」などのアーキタイプの登場で差別化が図られていました。

 第3弾以降では、大きいサイズのビートジョッキーが登場し、路線変更の兆しを見せ、速さを期待したプレイヤーを大きく裏切る形になりました。それ以降ビートジョッキーというタイプが環境で大きく結果を残すという光景を見なくなりましたね。

 

 2ブロック構築では、1番速いデッキタイプになるでしょう。他の種族では3キル、4キルはなかなか難しい芸当になります。先日発売されたジョーカーズのスタートデッキによってそのアイデンティティーまでジョーカーズに持っていかれそうですが、気にしない気にしない。爆アドドローソースゴリラこと≪バングBNGボンゴ≫等のドローカードでリソースを補充しながら叩くことのできるので、大型クリーチャーも採用しながらギアチェンジしながら戦うデッキに仕上げてあげたいところです。

 

 

■ループギミック2種存在!大型グランセクト!

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 チェイングラスパー」と「ゲイルヴェスパー」の2大巨頭が環境に名乗りをあげ、結果を残すことができました。どちらもマナからカードを踏み倒し相手の攻撃せずに勝利するデッキタイプでしたが、デカブツを存分に叩きつけて回っていたので後者はとても気持ちいいものでしたよ。

 「チェイングラスパー」は私も情報が開示された瞬間にループを組み始めたデッキタイプでした。私の中ではネギとララバイするデッキでしたが、テンプレートとして残ったのは≪恐・龍覇サソリス・レイジ≫+≪龍芭扇ファンパイ≫のループでしたね。≪グレート・グラスパー≫は昨年の限定構築でも大きく結果を残しましたね。ネクラカラーのグラスパーとムカデでコントロールするデッキは店舗代表、エリア予選ともに猛威を振るいましたね。

 「ゲイルヴェスパー」は2ブロック構築でもほとんどそのまま使うことのできるデッキタイプです。パワーラインの高いクリーチャーを横に並べ、自身と自分の手札のクリーチャーにシンパシーを与える≪天風のゲイルヴェスパー≫を出し、大量展開を狙います。次弾で登場した≪ジークナハト・ファルター≫の登場により、登場後の展開に隙がなくなり流れるように≪水上第九院シャコガイル≫にアクセスしゲームを決めることが可能です。

 

 

 

【あとがき】

 明日はメタリカ、ムートピア、マフィギャングについて考察、振り返りしていこうと思います。皆さんはこの1年で発売されたエキスパンションについてどう思われますか?環境目線、ファンデッキ目線で色々な意見をくださればいいなーなんて思います。

 

 というかコメント紹介記事とかも書いてみたいけど、あれだな、1年後だな、いや、2年後になるかな。