【針柩医 ゼントヨウ】場に残ればアドを取り続けるコントロールギャング
【針柩医 ゼントヨウ】
コスト5/パワー4000 マフィギャング
■各プレイヤーのターンのはじめに、そのプレイヤーは手札またはバトルゾーンにある自身のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。
今回の弾にも収録されているなんとも評価しづらいベリーレアカードですね。各ターンのはじめにそのプレイヤーは場か手札のカードを墓地に送らなければならないという常在効果を持っています。この効果が弱いと捉えるか使えると捉えるか・・・。環境とその人次第ですね。今回はこのカードをフルに活用するための考察をしていきましょう。
■相手だけの被害を主張!
お互いにカードを墓地に送り続ければいけないということで、自分にも被害が出てしまいます。やはりこのような能力は自分だけいい思いをしたいですね。というわけで≪魔薬医ヘモグロ≫を採用していきましょう。登場時に相手の手札を捨てさせる能力を持っていますね。さらに自分のターンに墓地に送られると、そのターンの終わりにバトルゾーンに戻ってくることができます。その時にまたハンデスできますね。
コストが3と軽くゼントヨウの前に出すことができるのもグッド。こちらだけ毎ターン相手を1ハンデスしていき、相手は毎ターンカードを破壊しなければならない、という理不尽な盤面にすることも可能。
■完成するソフトロック、ビートダウン
≪針柩医 ゼントヨウ≫と≪魔薬医ヘモグロ≫のコンボを作ってしまえば、相手はなかなか盤面を作り返すことができません。現代デュエルマスターズではスピードアタッカー前提だったり、お手軽除去カードが多く存在します。それを完璧にかわしたい!というのであれば≪魔天降臨≫でマナのカードを手札に戻していきましょう。こちらのターンで毎ターンハンデス。相手のターンにはカードを1枚ずつ墓地に送らなければならない、とアドバンテージの差が広がり続けます。
≪魔天降臨≫が必ずしも唱えられるわけではありません。そういった場合は≪針柩医 ゼントヨウ≫でシールドを1枚ずつ攻撃していきましょう。シールド1枚が手札に加わるのであれば、相手はターンの開始時にそれを捨てなければなりません。実質シールド焼却のようなものですね。もちろん相手のデッキにもS・トリガーが採用されていますので十分注意して盤面を作っていきましょう。
【あとがき】
派手な能力をもっているわけではないので、なかなか使い道が少ないですね。このようなカードでも使いこなすことができるプレイヤーになりたいですね。
さすがに現環境でこのカードを中心にしてデッキを組むこと難しいです。ファンデッキとして採用して、ちょっとしたロックコンボを目指していきましょう!