ついに殿堂発表!リペアを見据えたDMPは・・・

f:id:Noyleseevisions:20180129132240j:plain

 【前回のあらすじ】

 ヘブンズロージアとガロウズホールを失い、心とデッキに大きな傷を負ったDMP。殿堂発表はこれだけでは終わらなかった!ここからは環境を大きく変える発表が待っている!

 

 

 

 

【本編】

 無駄にオーバーなリアクションをとり、心の底から悲しみの雄たけびをあげ、絶不調のドン底いるDMPは他にいるだろうか、いやいるだろう。おそらくきっとどこかに。

 

 そう、みなさまお忘れかもしれないが、まだ殿堂発表が終わったなんて誰も言っていないのである。というかここで終わってしまうと豆粒赤ちゃんが暴れることになる。それだけは避けなければいけない。これ以上心に穴を空けるのはやめてくれよと心から祈り始める。誰かが口を開いた。

 

 

 破界秘伝ナッシング・ゼロ

 

 

 納得した。なんだ、私とほとんど関係ないナッシング・ゼロじゃないか(笑)自分と関係ないとこの余裕である。もはやジョーカーズ専用呪文のようになったカードである。アタックチャンス無色クリーチャーを持ち、デッキトップを3枚捲る。その中にある無色カードの数だけブレイク数を増やすという攻撃的なカードだ。2ターン目に出した≪ヤッタレマン≫が3ターン目に4枚のシールドを破壊しにくる光景は稀によく見た。

 

 

?「コロコロコミックの付録にしたくせに殿堂かよ!」

 

 

 なんてことを言う人もいるかもしれないが、みなさんよく考えてください。コロコロコミックは何冊も買うものではない。健全な子供たちは1冊しか買っていないと思います。私は4冊買いました。

 

 個人的にジョーカーズの強さをボトムアップしているのは≪ゼロの裏技ニヤリーゲット≫の方だと感じる。しかしニヤリーゲットの方に規制をかけてしまうといくら≪ヘリコプ太≫がいようとも、あまりにもドローソースがなさ過ぎて大幅に弱体化し環境から現行主人公のデッキがいなくなってしまうのでは?と心配される。現に今年度の限定構築ではニヤリーゲットが使えないことが影響し、ほとんど結果を残すことができなかった。もはやニヤリーゲットがありきでカードデザインされたのでは?とも疑うレベルである。そのため今回の殿堂ではナッシングゼロが優先されてしまったのだ。

 

 自分へのダメージがないことに安堵しているところに次の発表が行われる。

 

 

  音精ラフルル

 

 

 握りしめる拳、噛みしめる唇、そして期待する次回環境、確信をもつ≪単騎連射マグナム≫への殿堂通告。

 

 音精ラフルルはバトルゾーンに出た時、相手の呪文を封じることが可能なクリーチャー。そして光か水のクリーチャーであればなんでも革命チェンジしてバトルゾーンに出てくる。何度≪プラチナ・ワルスラS≫から出てきたり、≪蒼き団長ドギラゴン剣≫から出てきて私のダイスベガスを止めてきたか。水の入るビートデッキであれば頭を真っ白にして2枚ほど採用されていた。赤青ブランド、墓地ソース、サザンルネッサンス、ドギラゴン剣等のデッキによく採用されていた。

 

 

 ここまでくると次の発表は読むことができる。≪単騎連射マグナム≫だ。

 

 

 単騎連射マグナム

 

 

 単騎ラフルルのパッケージがここで両者殿堂となった。ブランド、墓地ソース、ドギラゴン剣等のデッキはフィニッシャの安心感が大きく落ちる。当たり前だ、先行4ターンで単騎ラフルルされて殴り殺されるとか、ハンデスくらいしかできることねえんだよ。

 

 ≪単騎連射マグナム≫はバトルゾーンにいる限り、自分のターン中、相手はクリーチャーを踏み倒す時にかわりの墓地に置くという強力な効果を持っていた。置き換え効果で墓地におくるのでバトルゾーンに出ることすら許されない。S・トリガークリーチャーである≪閃光の守護者ホーリー≫や革命0トリガークリーチャーである≪ボルシャック・ドギラゴン≫を完封することのできるかカードである。ビートデッキが苦手な天門デッキに対する解答として役割も持っていた。

 

 

 「単騎ラフルル」のコンボは本当にワンショット性能が高いセットだ。横に2点3点クリーチャーが存在し、登場したターンに一気に片を付けたり、単騎を避雷針にすることにもできた。盾からの解決手段は≪Dの牢閣メメント守神宮≫で自分のクリーチャーをブロッカーにするくらいしか思いつかない。

 

 

 

 本来デュエルマスターズというゲームは殴り合い、S・トリガーで逆転できる、そこに運要素やワクワクなどを売りにしたゲームある。第1弾から欠かさず収録されているデュエマのメインギミックだからである。しかし、その存在は勝つことを優先するプレイヤーにとってのリスクにしかならなかった。DM6弾にはシールドをそのまま墓地に送るという≪ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン≫という伝説のカードが登場し、次弾には≪呪紋の化身≫というのゲームの根本的な部分を一部完全否定するカードも登場した。

 

 このようにデュエルマスターズ初期から相手を封殺するカードは登場しているが一部例外を除き、ほとんどがプレミアム殿堂ないし殿堂入りしてしまっている。相手を完封できるこのセットがある程度の使用規制を受けることは必然だったのだ。

 

 

 これで今回の殿堂発表は終わりだが、まだ終わりではないことをDMPは知っている。そう、≪ベイBジャック≫の名前がまだ出ていないのだ!一発プレミアムか、もしくは情状酌量の余地があり無期延期か・・・。後者が完全にないことはわかり切っているが次回記事に持ち越していきましょう!

 

 次回!プレミアム殿堂の発表!その結果に多くのDMPが歓喜し、そして多くのDMPが涙する!まだよ!ここで逃げ切ればメタリカも猿ループも環境にいることはできるわ!次回!

 

 「ベイBジャックプレミアム殿堂入り!」

 

 デュエルマスターズの歴史的瞬間に君は立ち会うことができるのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

【あとがき】

 昨日、本日と2日に分けた殿堂入りカード達が1枚しか使えなくなるのは3月1日からです。あと1ヶ月は4枚フルパワーで暴れることができるということですね。

 

 明日はプレミアム殿堂勢の考察をしていきましょう。私の今回の殿堂発表の心情風の記事は本日で最後になるでしょうね。明日から普通通りに行こうと思っています(笑)次回予告とかいう凄まじい茶番はもうやりません。絶対に。