【サタン・キャッスル】久しぶりに登場した城ギミック⁉毎ターン墓地からアドバンテージ!

 いよいよ2018年も11月に入りました。2019年の足音がすぐそこまで聞こえてきていますね。ハロウィンも無事に終わりましたが、本日紹介するカードはハロウィンで仮装がありそうなバケモノ感あふれるカードです。魔界村の最後の面とか、マリオブラザーズのボスが世代交代した際の8-8に出てきそうなカードですね。しかもひっさしぶりに収録された城の登場ですね!というわけで能力を確認していきましょう!

 

 

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■城:自分のシールドを1つ選び、このカードを付けて要塞化する。その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
■自分のターンの終わりに、闇のコスト8以下の、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。

 

 シールドに表向きにして貼り付けておくことが常在効果を発揮することができる城ギミックですが、このカードは強力なリアニメイト能力を毎ターン発揮することができますね。ターンの終わりに8コスト以下の闇のカードを墓地から復活…!これは熱い展開だ!

 

 

 

■コスト8以下の闇のクリーチャーといえば?

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 ≪サタン・キャッスル≫を6マナで貼り、ターンエンド時に踏み倒したい豪快なクリーチャーといえば何が存在するでしょうか?ぱっと思いつく強力な3枚を挙げてみました!最近、再度収録されたどれも無慈悲な能力を持つクリーチャー達ですね!

 今や再録や殿堂のせいで環境落ちし値段が安くなってしまった『黒単ドラグナー』の主役であるヘルボロフを1ターン早く場に出すことのできるこのカードは割と相性がいいですね。残念ながら殿堂入りしているフォートレスは再録されていませんがメモリアルパックのほうで収録されているため値段はかなりお求めやすくなっております。下手したら3000円くらいで組めるんじゃないのかな?

 そして双極編1弾ジョラゴンのパックにて再録された高額カード、≪ニコル・ボーラス≫も墓地から復活させることができますね。ターンエンド時に7枚ハンデスできるということは殴り得なのでは?タイガニトロより悪いこともできそうですね。終末の時計君には要注意。7枚ハンデスはみんなの夢ですね(ゲス顔)。

 そして今回同じパックにて再録された≪ボルメテウス・ブラック・ドラゴン≫もいち早く場に出すことが可能です。登場時に確定除去を飛ばすことが可能で相手の壁を排除しながら自身はシールド焼却能力を持つクリーチャーですね。再録がなかったため長らく高騰していましたが、まだ値段は落ち着くことはなさそうです。

 

 

 

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 他にも悪いことをできそうなクリーチャーはたくさん存在します。殿堂入りこそしていますが≪魔龍バベルギヌス≫を毎ターン墓地から蘇生することで墓地から何でも場に出せるようになるギミックになりますね。「サタンキャッスル+バベルギヌス」を利用したファンデッキをつくることができそうですね。

 そして皆様、一番に考えたであろう≪阿修羅サソリムカデ≫ですね。同じコスト帯にある≪界王の封≫と同じ役割のカードとしてデッキに入れることも考えられそうです。こちらはS・トリガーがついておらずタイミングもターンのエンド時ですが墓地が即死できるように貯まっていれば問題ないです。もちろんムカデを回すにあたってターンエンド時の破壊効果まで利用しなければいけない場合もあるのでタイミングがまったく違いますが採用の一考はあるでしょう。

 そして8コストの闇のクリーチャーといえば忘れてはいけない≪復活の祈祷師サビ・ミラ≫も思い出しておきましょう。ターンエンド時に突然ザビミラが登場して山札をごっそり削ってターンを返してくる…?なんてことがありかもしれません。このカード単体では悪いことをすることがないので優先度は低いですが、頭の片隅には置いておきましょう。

 

 

 

■ブレイクを弾くことができない点は注意!

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■この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。

 コストの大きい城カードにはこれまでは、自身をブレイクされる際に他のシールドを身代わりにブレイクすることができるという一種の回避能力を備えていました。大きなコストを払って返しのターンにブレイクされて効果を発揮できない!じゃお話になりませんからね。これまではコスト5以上の城にはそのような能力が備わっていました。しかし今回登場したサタンキャッスルには回避能力はありません。忘れないでください。お願いします。

 ターンエンド時に効果を発揮することができるので1度は効果を使用することはできますので誤差といえば誤差ですが、やはりファンデッキで使うのであればこのカードでアドバンテージを稼ぎたいです。というわけでこのカードを要塞化するシールドにはPSYなどでS・トリガーを仕込んでおくなどの心理戦を交えてあげたいですね。割りたいけど割りたくない・・・!という究極の2択を迫るリアニメイトデッキ、これは流行る(確信)。

 

 

 

【あとがき】城ギミックに向かい風な煌龍の存在

 城を2ブロックで使用したのですが、≪煌龍サッヴァーク≫という表向きのシールドゾーンのカードを剥がすことで生き残るドラゴンの存在がチラつくためシールドゾーンに残る気がしませんね(笑)。このカードは来年も2ブロックで使用することができるので相性のいいデカブツ闇のクリーチャーが増えてくれることを祈って…。