【CSレポート】はじめての2ぶろっくこうちくせんCS!グスタフループでCSに挑む!
最近、全然2ブロック構築戦やってねえなあ、そもそもショップに行って公認大会に出るという機会が激減していると感じてしまった最近。そろそろ真剣にデュエルマスターズに向き合わないといけないかもしれない?という謎の危機感からCSへのエントリーをしました。しかしそれは一生記憶に残る醜態CSになることも知らずに・・・。
■CS一週間前・・・握るデッキがない。
さて、2ブロックのCSにエントリーをしたということで後はその日を待つだけ・・・なんて思いきや、待てよと考え直す。
私「やべえ、2ブロック用のデッキ持ってねえ。」
アホである。一応、ジョーカーズのデッキがあったのでそれを確認してみるとなんとまだ≪ゼロの裏技ニヤリーゲット≫が4枚入っているという醜態。そりゃそうだ、数か月前まで火文明のリアルゴリラが入っていたというレベルでジョーカーズに無頓着な私。こんな意気込みで勝てるわけがない。しかし握るデッキもない。
私「あー、もしもし?オレオレ、ちょっと困ってんだよねー。ちょっと貸してくんない?」
オレオレ詐欺レベルで友人にデッキを借りようとする、なんとも冷静な判断力を持っている自分に惚れ惚れする。というわけで近くのショップに友人を呼び出しなんとか「グスタフループ」を借りることに成功した私。これで大会は完璧!
■ループって・・・なんだ?
さて、見事デッキを入手し、ルンルンで会場に到着する私。実はこの1週間で対轟轟轟ブランドを練習してきたのだ(2時間だけ)。2ブロック構築戦の最大母数であろうと予想した自分の行動力の勝利である。これで本番も慌てることなくゲームプランを練ることができる完璧。そして挑むCS。ここからがレポートになります。
1回戦 白単紋章メタリカ 〇
まさかの初戦はメタリカ。こちらは≪エマージェンシータイフーン≫と≪サイバーチューン≫しか青マナがなかったため、3tチューンスタートにする。相手は予想通り受けに強くスピードはない模様。ということはゆっくり目に墓地を肥やして確実にループしてしまおう、とのんびり手札と墓地を蓄える。
5ターン目に相手がサイン煌龍を決め、ビートダウン態勢に入った。こちらもそろそろ≪戒王の封≫をキャストして決着をつけに行こう。そして決まってしまうガデスムカデでのループ、しかしそこにCSの罠があった。この試合、対面がメタリカなのでのんびりできると思いゆっくりプレイしてきた。そして辺りを見回す。周囲の選手が私の卓にくぎ付けなのである。
私「ヤバい・・・。みんなこっち見てる。緊張する。」
さて、極度に緊張した私がとった行動がすべてを覆すことになる。そう。あとはシャコガイルを立て、クロックを出せば勝ち、という盤面で蘇生札が足りないのである。そう、ループミスをしたのだ。ここで完全にテンパる。ヤバい。無限墓地肥やしループで相手の盤面は消しているが勝てない。しかもこちらの山も削った、時間もないヤバい。
私「落ち着け、落ち着いてグスタフのキズナプラスで殴って蘇生するんだ。」
1体目の≪グスタフ・アルブサール≫で墓地からグスタフを蘇生。サソリの上に乗せる。シールドからはトリガーなし。2体目のグスタフのキズナプラスでシャコ+クロックを蘇生し辛くも勝ち。
2戦目 赤t黒ビートジョッキー ×
1戦目のグダグダから心身ともに疲労困憊の私に襲い掛かる赤ネズミ、ここでしっかりとらなければと一度気持ちをリセットし切り替える。相手のマナチャージはスパイナー、どうやら遅いデッキのようだ。今回も有利対面。さすがに負けはない。と慢心していた私に襲い掛かる≪ルソーモンテス/モンテスケール・サイン≫。生き物ハンデスで私の手札は3枚。1枚は次に唱えて勝ちに繋がる≪戒王の封≫である。
相手「手札一番右を墓地で」
落ちる≪戒王の封≫
私「お上手ですね(泣)」
完全に涙目である。墓地を肥やしてしまう可能性がある、相手もリスクを背負うランハンは相手に味方をしてしまった。トップからPSYが捲れたのでとりあえずクロックを埋めてけん制しようと考えたPSYドロー。≪戒王の封≫。そう天はまだ私を見逃していなかった。たっぷり考え、やはりガデスを盾へ。これで殴ってもらえれば勝ち、この試合も取ったと確信した。そして襲い掛かる打点。割られるガデス。確実に勝った。
しっかり墓地を確認しながら墓地を肥やす、さて詰めだ。しかし途中で雲行きが怪しいことに気づく。ループパーツである≪グスタフ・アルブサール≫が見えないのだ。掘っても見えない。これではシャコガイルが蘇生できないのである。困り果てた私はサソリをめいっぱい展開し、ルギヌスクロックで盤面を固めてターンを返す.
そして2度目のミスを起こす。トップのドローは≪サイバーチューン≫。これで山を引ききれば勝てる、という甘い誘いが私を奈落へ叩き込んだ。サイバーチューンをプレイ。した瞬間気づく。盤面にシャコガイルがいないのだ。
盤面にシャコガイルはいないのだ。
自らライブラリアウトになり敗北。
盤面にシャコガイルは・・・いない。そしてアルブサールはボトムだった。
3戦目 マフィギャング 〇
もうミスするのは嫌だ。ダブルイルミネーション(2敗でドロップ)のためもう後がない。半分苦笑いで試合が始まる。
グスタフミラーではなく黒単マフィギャングと2ターン目で発覚し、早々に手札を蓄えるプランに切り替える。盆踊りよりサイバーチューン優先でプレイだ。速さより確実性を取りにいく。パーツは揃いそうだ。あと墓地に≪堕魔ドゥポイズ≫さえあれば完璧、完璧なのだが・・・まだ落ちないのか!?相手も打点を揃えて殴ってくる準備をしている。手札マナでガデスが見え切っているので逆転はない。ここで落ちることを祈れ!というかここまで見えてないから落ちるはず!
私「ガデス発動、墓地からムカデ蘇生、ムカデ効果」
落ちるサイバーチューンと盆踊り。まだ堕魔ドゥポイズは見えない。
仕方なくもう一度ムカデでムカデを吊り上げる。これでもう一度2枚墓地を肥やせる。これで堕魔ドゥポイズを落としてゲームエンドだ。
落ちるグスタフとランプ。まだ堕魔ドゥポイズは見えない。
落ちないものはしょうがない。自壊もしたくないのでクロックを吊り上げてターンを強制的に飛ばす。次のターンに賭けるしかないのだ。
そして出てくる≪はずれポンの助≫。機能を停止するグスタフ。
もう何がなんだかわからなくなってきた。本日何度目かのパニック。もう何がなんだかわからん。というかドゥポイズどこにいった。もうこうなれば殴りきるしかない。打点は十分にあるんだ。スパイナーは知らん。
「サソリムカデでW・ブレイク、ルギヌスでW・ブレイク、ランプで1枚、アルブサールでダイレクトアタック!」
このデッキは、ループなんてしない。
4回戦 赤白轟轟轟ブランド ×
練習してきた相手が登場した。これは自信をもってプレイできる。やるぞ。ここで勝って本戦にあがる!そう思った矢先に着地する≪奇石ミクセル/ジャミングチャフ≫。これでループが止められてしまった。そして登場する≪轟轟轟ブランド≫、デッキトップから捲れる≪轟轟轟ブランド≫。絶望のオーバーキル。これどうしたらええねん。聞いていない。
相手の猛攻が始まる。しかしこちらの盾も強かった。途中で≪戒王の封≫を踏む、しかしミクセルによってループできない。しかし最後の盾に希望があった。
ラス盾≪戒王の封≫
これには相手も頭を抱える。一気に除去が入る。一度ムカデを経由してドゥポイズを連打し盤面を消す、さらに返しのターンで≪堕魔ザンバリー≫でブロッカーを出し守りを固める、がしかしこちらの手札にすでに有効牌はなかった。そうマナがないためループに入れないのだ。そのまま相手の打点が上回り負け。最後のドローは悔しくもクロックであった。
【あとがき】
さて、私の醜態を楽しく書いていったつもりでしたがどうでしょうか?皆様も大きな大会に出る際は十分に準備をしてから参加しましょう。見切り発車のデッキとプレイで出ても勝てません。いくら強いデッキでも。そう痛感したCSでした(笑)