【「拳」の頂 デシコブ・グーチーパ】時代はじゃんけんに決まってんだろ！俺らもちろん抵抗するで、拳で！

　21歳、一般人の方でもこの時代なら明言を残せば有名人になることができると証明してくれた偉大な人物がいらっしゃいます。本当に尊敬に値しますね。そんなインターネットの広大な海の有名人はデュエルマスターズカードになって参戦するようです。私も何か明言を残してカードにならないかなあと考えていますがなかなか難しいですね。

　本日はすっかりネタカードの当て馬にされてしまったゼニスの新弾新規カードの考察をしていこうと思います。なんと強力な特殊勝利を有しているトップメタにもなり得るであろう強力無慈悲なゼニスです。そんなカードが２ブロック構築で使用できるなんて…どうしてしまったんだタカラトミーさん！というわけで見ていきましょう！新ゼニス！

　拳で語れば俺が勝つ！

　ネタカードすぎて草も映えませんが、冷静になってみましょう。コスト11/パワー21000。21歳要素がパワーに反映されていますね。コストも２１にすればよかったのに。まあ21マナ溜めるやつも出てきそうですが(笑)。

　シールドを一気に4枚ブレイクすることのできるQ・ブレイカーを搭載しておりますがスピードアタッカーを持っていないため打点としてカウントするのはやめます。そしてゼニスが大体持っているエターナル・Ωも持っていますね。やっぱりオタクは不滅だったのか…。何回も拳宣言できますよ。

　そしてこのカードのメイン能力、召喚時に相手と5回じゃんけんしてすべて勝てば自分はゲームに勝つ能力ですね。5回じゃんけんに勝つという難易度は高いですがそのままゲームに勝利してしまう無慈悲な能力に怯え慄きますね。さらにそれを助長する1回のじゃんけんの敗北を勝ちに変えることができるわがまま能力も！

　ちなみに自分のクリーチャーがバトルに負けるときもじゃんけんで決着をつけることができます。忘れないように。というわけでスペックの確認も終わったところでやっていきましょう！こいつを有効活用できるか⁉

■じゃんけんに勝てばこのゲームに勝つ！

■このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手と5回じゃんけんをする。そのすべてに勝てば、自分はゲームに勝つ。
■各ターンに1度、じゃんけんに負ける時、代わりに勝ったことにしてもよい。

　召喚しただけでゲームに勝利することができるという理論上史上最強のカードが誕生してしまいました。これまでカードを1枚召喚しただけでゲームに勝利することができるというカードが存在しただろうか、いや無い(反語)。というか画像の圧がヤバい。

　相手プレイヤー1名とじゃんけんをして勝つ確率は1/2で、それを5回繰り返さなければいけないのでその5乗です。ということは1/32の確率を超えていかなければならないということですね。これは骨が折れそうだ。拳の。しかしこの能力をサポートする効果が自身に備わっていますね。各ターンに1度じゃんけんに負ける際に代わりに勝ったことにできるという置換効果です。ということは1回のじゃんけんは負けても大丈夫ですので勝つ回数は4回でいいということです。1/16でいいという一気にハードルが下がった気がします。

　この置き換え能力のよい点は、諦めるという言葉を許さないところです。1回目のじゃんけんで負けても残りのじゃんけんに希望をつなぐことができるという前向きな能力です。さらに相手は3回じゃんけんに負けてしまうと4回戦目のじゃんけんに確実に勝たなければならないという凄まじいプレッシャーを受けることになります。4回連続で勝ってしまえば最後のじゃんけんは負けても能力を使用すれば勝ったことにできますからね。じゃんけんを強制的に勝てるようにするという能力は予想以上に強いのかもしれない…？

■自分のクリーチャーが負けるときもじゃんけんだ！

■自分のクリーチャーがバトルに負ける時、相手とじゃんけんをしてもよい。自分が勝ったらそのクリーチャーはそのバトルに勝つ。

　自分のクリーチャーがバトルに負ける際に、代わりに自分が相手とじゃんけんをし勝てばいいんです。言ってしまえばプレイヤー自身がガードマンになるといっても過言ではないでしょう。プレイヤーに能力を与えるのヤバいですね。拳の力が右手に宿ります。この能力は非常に強力ですね。何が強力なのか全然わからん。

【あとがき】じゃんけんテーマの超強化！

　特殊勝利に目が行きがちですが、自分のじゃんけん負けを1回勝ちに置き換えることができる能力は非常に強力です。他のじゃんけん能力持ちのカードを一気に強化することになりました。これはじゃんけんデッキの超強化ですね。ウソです。はい。ネタ枠から出ることはおそらくありません。

　次の限定構築のCSはじゃんけんゲイルヴェスパーが流行ることになりそうですね。これでシャコガイルをプレミアム殿堂にしてもよくなりました。ループ後にじゃんけんを続けて勝ちにいくという何とも博打。次のCSで握るデッキが決まってしまいました。これで行きます。