卍デスザーク卍デッキ!真剣考察。新環境最強デッキになれるか!

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 唐突ですが≪卍デスザーク卍≫主体のデッキを組んで回してみました(突然)

 

 4ターン目には何度でも蘇るスザク様が登場し、相手のクリーチャーをタップインさせる強力なコントロールクリーチャーとして場を支配します。登場時に単体除去があるので先殴りにも対応しており、バイク等の単体で殴るデッキに対しては鬼のような強さを発揮します。

 

 しかし、みなさん、「これでテンプレだ!」というデスザークデッキのテンプレ構築はもう出回っているでしょうか?私が知らないだけかもしれませんが、このデッキはまだまだ研究段階で、解答デッキは出ていないように感じます。今回はこの魔道具デスザークデッキについての回し、構築している段階での個人的感想を書き連ねていこうと思います。これからデッキを組もうとしている人、現在組んでいる人、組んでいて魅力を言語化できない人に向けての記事になりますね。

 

 皆様お待たせしました卍デスザーク卍デッキの解説記事です!

 

 

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 こちらは魔道具をフル投入した非常にわかりやすいデッキになっています。私は魔道具の枚数を調整し、空いた枠に≪一撃奪取ブラッドレイン≫を投入して回している最中です。この構築自体もちろん良いものでも悪いものでもありません。まだ完全に回答がでていませんからね。というわけでデッキ、カード解説をしていきましょう。

 

 

 

 

■卍デスザーク卍デッキの対面考察 感想

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 調整に調整を加えながら卍デスザーク卍のデッキを何度も回してみました。このデッキは妨害を受けぬ限り、かなり早い段階で≪卍デスザーク卍≫が登場し、相手のクリーチャーのタップインを強要します。

 2コスト、3コストの小型魔道具が多く、スムーズに墓地を溜めることができれば、早期降臨は容易いです。環境を走り回る≪レッドゾーン≫や≪ドギラゴン剣≫、≪ジョーカーズ≫等に対してある程度有利に立ち回れるようにカードデザインがされているのでしょう。走られてもカウンターで除去を飛ばしながら場に登場し足を止めさせるのはこおカードくらいしかできません。かなり優秀なカードになっています。ドギラゴン剣のチュリスアパッチウララーを絡めた横展開を止めるにはブロッカーとS・トリガーが必要になってきます。先行で3ターン目に走られるとかなりキツイ勝負になるため盾は厚くしなければいけませんね。

 対コントロールの場合、卍デスザーク卍で速めに殴りに行くのが吉かなと考えております。何度でも場に出てこれる上に除去もできることを主張として攻撃していかなければ勝ち筋が無いように感じます。このデッキの特徴として、デッキの半分ほどを魔道具小型クリーチャーにしなければなりません。コントロールに対してコントロールを持ちかけるとこちらのドローソースが貧弱であることに気づかされます。ドロマー等のハンデス系統のデッキに対してリソース勝負を持ちかけられるとこちらの主張点がなくなっています。そのため早期に殴りはじめ、こちらのデッキトップの魔道具で再降臨させるというプランでゲームを作るのが最善と感じました。

 

 

 

■デッキ構築 ゲームメイク

 それではデッキ構築、ゲームメイクのほうですね。このデッキのメインカードは≪卍デスザーク卍≫です。このクリーチャーはビートダウンに対して非常に高い制圧力を持ちます。しかし無理やりゲームエンドに持ち込めるような突破力や1枚で勝ちを主張できるようなポイントは稼ぐことができません。もちろんビートダウンに対してはかなりの制圧力ですね。

 このデッキで勝つためには「きっちりと盤面を揃えて殴る」ことにあると思いました。周囲の方々は≪無敵銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース≫でエクストラウィンを狙ったり、≪獄・龍覇ヘルボロフ≫で盤面を整えたりする構築がよく見られます。まさにその通りだと思いました。あまりにもフィニッシュ手段が貧弱だということです。現代デュエルマスターズの特徴で「スーパー・S・トリガー」の登場により、あまりにも簡単に盤面をひっくり返すことができるようになってしまい、なかなか攻撃できない心理に陥ります。

 今回サンプルレシピとしてあげた純構築な魔道具卍デスザーク卍では、除去S・トリガー1枚のみをケアし、早期に≪卍デスザーク卍≫を2体並べ1体ずつ攻撃していくプランをとっていきます。一番まずい裏目は≪テック団の破壊GO!≫です。卍デスザーク卍の1体除去か、盤面の無月の門の下敷きをすべてバウンスされ、タップイン能力がなくなってしまうことですね。具体的に≪テック団の破壊GO!≫+トップ+1枚で致死打点を組めるデッキはクローシス剣くらいしか思いつきません。それ以外の勝ち筋はケアすることができそうですね。

 

 もちろんビート以外の勝ち筋として前述した2種の他にも≪復活の祈祷師ザビミラ≫や≪S級「不死」デッドゾーン≫等のパワーカードが存在します。純粋に強力な≪超次元リバイヴホール≫を絡めた勝ち筋ですね。この2種もありだと思います。横に並べる小型クリーチャーを一気に山札破壊に変換したり、攻撃打点、第二の返し札をして廃車で走るというのも1つです。

 

 

 それではどの勝ち筋が最適なのでしょうか?

 個人的には≪S級不死デッドゾーン≫が一番しっくりくる勝ち筋だと感じます。もちろんこれが最強だということではありません。あくまで個人的に、「これがいいのでは?」といったレベルです。それではなぜこの勝ち筋が一番よいと考えるのでしょうか?

 

 

■デッドゾーン入り卍デスザーク卍

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 このデッキのメインコンセプトと≪S級「不死」デッドゾーン≫が嚙み合っているため、このカードの採用を考えました。≪卍デスザーク卍≫を早期降臨させるためには序盤に墓地を肥やす必要があります。「無月の門」の能力は墓地の魔道具を参照としますので序盤の墓地肥やしは必須条件です。デッドゾーンは墓地から侵略し、何度でもバトルゾーンに出てくることのできる代表格のカードだと思っています。このデッキには≪超次元リバイヴ・ホール≫を採用し、勝利のガイアールからアクセスできるようにします。

 

「墓地にリバイヴが落ちたらどうするんだよ。」

 

 と突っ込まれそうですが、その辺はご安心を。≪堕魔ヴォガイガ≫は能力で墓地から闇のカードを手札に加えることができます。マナカーブも4→5とよいです。

 ヴォガイガから他の魔道具を手札に加える動きはあまり強くありません。なぜかというと、他の魔道具は小型クリーチャーがゆえにパワーカードではないためです。少なくともリバイヴホールよりも仕事量の多いカードはあるようには思えませんでした。もちろん5マナあるのならヴォガイカ→2コスト魔道具と動き卍デスザーク卍に繋げる動きもあるのでそこはケースバイケースです。

 

 

 墓地肥やしと相性がよいため、デッドゾーンのフィニッシャー採用とだけではまだ理由が薄いかもしれません。しかし、他のフィニッシュ手段に比べてデッドゾーンに軍配があがる理由が他にもあります。他のフィニッシャーはコストが重すぎると感じるのです。

 まずはユニバースですね。このカードは卍デスザーク卍を利用した確実なエクストラウィンを実現できます。しかし色が光とデッキ構築に縛りを加えることになってしまいます。確実な勝利は正直魅力的です。ジャックメタリカ撃沈後の新しい採用先と考えましたが今回は見送りました。

 次にヘルボロフですね。このカードはドラグナーと組み合わせることで、盤面に大量展開することができる元環境トップデッキです。現在絶賛高騰中ですね。このカードの採用できなかった理由がコストが7という点にあります。このデッキは性質上、序盤から手札を切りクリーチャーを展開することで墓地を肥やしていきます。なんらかの方法で手札を増やさなければ息切れが早いデッキタイプです。手札がカツカツの中マナを7まで伸ばすことができなかったので採用見送りです。卍デスザーク卍を降臨させ、ゆっくりコントロールできるのであれば採用できますが、ゲームテンポがあまりに遅く気持ちのよいゲームではありませんでした。

 同じ理由でザビミラもですね。こちらは8マナも必要になりさらに遠いです。バトルゾーンに横並びにする必要もあり、進化元を2体要求する卍デスザーク卍とは相性が悪いです。ヘルボロフと同じ理由もあり不採用になりました。

 

 このような理由からデッドゾーンを私は現在採用しています。

 

 

 

 

【あとがき】

 今回の記事は卍デスザーク卍デッキの完全解答ではありません。あくまで私が軽く考察してみただけです。他にも色んな構築を皆様は考えられていると思います。個人的に墓地ソースと混ぜ混ぜしてみたいですね(笑)

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