pauper限定構築戦のデッキレシピ!赤単から黒単メモ

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 *注意*

 この記事は98%需要のない限定レギュレーションの宣伝記事になっています。現環境で役立つ情報は一切記載していないことをあらかじめご了承ください。

 

 

 

 

 家に眠っている大量のコモンカードってありますよね。パックを剥けば剥くほど増えていき、家の中で大量に放置されてしまいます。コモンカードを1枚みたら1万枚いると思えなんて言葉もありますね(ありません)。もちろん各種5コストホール呪文や≪ブレイン・タッチ≫などのよく使うコモンカードは存在しますが、その他のカードはどうされているでしょうか?

 

 

 みなさんpauper(パウパー)という言葉はご存知でしょうか?聞いたことのない人が大半になるでしょう。新1弾のキーワード能力かな?なんて思っている方、申し訳ございません。違います。本日はデュエルマスターズの遊び方、「pauper」をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

■パウパーってなんだよ

 「pauper」とはなんでしょうか。pauperというのもマジック・ザ・ギャザリングのオンラインゲーム(以下MO)で認定されているフォーマットの1つですね。簡単に言うと限定構築やトッキュー8などの特殊ルールで行うデュエルマスターズですね。詳しくはM:TGwikiのURLを下に張り付けておくのでよければそちらのページをご確認ください。

 

Pauper - MTG Wiki

 

 

 読んでくれた方も読まれていない方にも説明すると

 

 コモンカード限定構築戦

 

 です。(説明する気ナッシングゼロ)要はpauper構築で戦うプレイヤーはコモンカードのみを使ってデッキを組まなければなりません。壮絶な縛りをプレイヤー同士で課しているわけですね。それでもコモンカードだけでデッキを組むなんてどうやって組んだらいいのかわからない!という方のために今回はサンプルリストを各文明で組んできました。そちらを参考にしてみてください。

 

 

 

■赤単pauper

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 自分の見たことのないカードだったり、持っていないカードは他のコモンカードを使ってください。このデッキはシンプルなビートを行うことができるデッキですね。鉄板カードである≪凶戦士ブレイズクロー≫から始まり各種スピードアタッカー、ブロッカー破壊、火力呪文を搭載しています。相手の速いデッキに対して踏ませるS・トリガークリーチャーも採用されていますね。速攻、ビート、除去コントロール、と色々なプランを楽しめるデッキですが、一貫性を持ったプレイをしなければリソース勝負に負けてしまうことが玉に瑕です。

 

 

 

■緑単pauper

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 こちらは自然単色のコモンデッキですね。さらにコンセプトとして種族スノーフェアリーのカードが多く採用されています。マナに関係するカードが多く存在するのがスノーフェアリーです。基本戦術はビートダウンです。殴り返しもある程度覚悟し、ある程度墓地やマナゾーンに妖精たちが溜まった≪ダイヤモンド・カスゲート≫の出番です。墓地とマナの妖精たちを一気に使えるリソースに変換しながら自身も進化クリーチャーとしていきなり攻撃に参加することができます。S・トリガーも最低限採用していますのでテンポをとられても逆転の可能性はあります。

 

 

 

■光単pauper

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 なんとも光のデッキらしいリストになっていますね。序盤に小型ブロッカーやメタクリーチャーなどを並べていき、終盤はpauperフォーマット最強のサイズを誇る≪白騎士の精霊王ウルファス≫で一気に決着をつけに行きます。光デッキなのでブロッカーが多めに採用されており、特にコストの重いS・トリガーブロッカーが登場すれば能力でソウルシフトを持っているウルファスが早期降臨し、攻守一体の活躍を見せてくれますね。大型で制圧していきたい人におススメのデッキですね。

 

 

 

■青単pauper

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 ブロックされないクリーチャー、ドロー可能なクリーチャー、バウンスカードなどを駆使してビートダウンしていくデッキですね。早い段階でサイズが大きくなるクリーチャーを駆使して戦っていきます。この遊び方は公式で発表されているものではなく、殿堂レギュレーションも整備されていません。≪エメラル≫や≪アクア・ハルカス≫等の殿堂カードとしてみることのあるカードももちろん4枚採用することが可能です。≪アングラー・クラスター≫という3マナパワー6000のブロッカーが異彩を放つサイズになっており、ビートし殴り返して来るクリーチャーを悉くシャットアウトしていくことが可能です。ネックなのは集めることが難しいことですね。

 

 

 

 

■黒単pauper

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 トリッキーな動きをすることが可能なコントロール寄りのデッキですね。序盤でファンキーナイトメアの優秀なクリーチャーでアドバンテージをとります。≪ジェニ・メタル≫や≪ギガクローズ≫といった攻撃しながら手札を破壊することが主張点になりますね。特にターボラッシュ能力を持つ≪ギガクローズ≫と相手をクリーチャーのブロック不可能力を持つ≪死神龍凰ドルゲドス≫のコンボは強力無慈悲で、決まってしまえば相手のシールドを2枚破壊しながら全ハンデスというpauper環境最高のエンドコンボを決めることができます。

 

 

 

 

【あとがき】

 さて、ここまで読んでこう思っている読者の方が大半だと思います。

 

 

 「なんだこれ」

 

 

 この記事は一体何なんだ、と困惑している方が多いでしょう。そりゃそうだ、説明ほとんど全部投げて急に限定構築とかほざいている不親切設計丸出しの記事ですからね。

 

 このpauperというフォーマットに自身が興味を持っているのが(というかこんなフォーマットはDMにはないのだが)高速化した環境とは違ったデュエルマスターズをしたかった、ということがあります。もちろん最近の強力なカードを使い主張を押し付けあうデュエルマスターズを私は愛しています。しかし、たまにはいつもと違う遊び方をしてみたかったんですね。

 

 インフレにインフレを重ねていくのが、このような対人ゲ―ムの一種の体質ですが、このpauper環境はデフレーションにデフレを重ねた環境で対戦を楽しむことが可能です。小さなアドバンテージの取り合いを積み重ねていく感覚は、某メンコバースやケレサスストーンに共通する部分があります。

 

 こちらのデッキがデフレをしているので、小さな子や資産不十分な子を相手する時にちょうどいいのかもしれません。今回紹介したサンプルデッキ5種はカードパワーは低くても、ビートダウンというわかりやすい勝ち筋を取っています。まっとうに殴り合うことが可能ですので、ループしたり、パワーカード(資産の差)で勝負が決まることがなく非常にフェアな状態でデュエルマスターズを楽しむことが可能です。まあ、こちらはコモン限定構築ですので、通常レギュレーションではアンフェアな状態なのですが

 

 私はこのレギュレーションが大好きなのでぜひ普及してくれればなあと思っています。EDHも盛んな地域は一定数ありますからね。pauperも広がっていってくれればなあなんて思っています。