【2019年1月殿堂レギュレーション後編】叫んで泣いた殿堂発表は青春(大嘘)

 賞味期限って知ってますか?そうです。食品の表示で美味しく召し上がることのできる期間のことですね。その期限をすぎてしまうと味に変化が出てしまう場合があるみたいです。まあ食べれないことはないですが。私たちが学校や職場でする他愛のない話にもやはり賞味期限というものがあると思っています。いきなり2週間前のCSの話を持ち出しても「いや、まだ引っ張ってんのかい」ってなるじゃないですか。そういうことですよ。

 私の記事にも賞味期限があると思っています。そりゃ、10年前の環境のメタ変遷を書いても「いや、まだ生まれてないわ」という方もいらっしゃるでしょう。さすがにいない?というわけでもう1週間が経ちそうな話題で本日も1筆。

 

 

 

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 まだ賞味期限来てないよね?というわけで残り物の賞味期限をしっかり気にしていきましょう。前回書いたのが剣+ダンテ+ヴォルグでしたね。ということは残りの3つ副菜とデザートについても考察していきましょう。大丈夫!冷蔵庫に入れておいたからレンチンすれば食べられる!

 

 

 

 

 

■ドリルスコール…1ターンもらえると!

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 今回のタカラトミー嫌い枠はランデスから。ループ系はヴォルグだし多少はね?ランデスはタカラトミーの嫌いな戦略なので規制しておきます。私も使用する側ですが、あまり好きではありません。

 3年ほど前にジョバンニⅩ世を使用したロックデッキが隆盛を極め、CSへのモチベーションが一気に下がっていましたが今ではそのデッキも存在していません。毎ターン1マナ以上のランデスをする上に自分はリソース回収しながら相手の山札がなくなるのを待つデッキなんておもしろくありませんね。この元凶であった≪ドリルスコール≫が1枚になってしまいました。やったぜ。

 なぜこのタイミングでスコールを?と思う人も多いでしょう。公式のランデス嫌いによりドリルスコールも監視のもとにあったと思います。そしてこの度≪轟轟轟ブランド≫という相性のいいカードが刷られ、デッキに採用することができたので、ちょうどいいや!くらいの気持ちでかけられた匂いがします。

 このカードの本質はお互いのマナを1枚ずつ破壊、しかしこちらは手札を1枚切ることになります。はっきり言ってデメリットです。しかし可及的速やかに打点を作りゲームを終わらせることのできるジェット機たちとは相性がよかったですね。1マナでSA作れる時代ですから。驚き。

 

 

 

 

■サクラダ・ファミリア…S・トリガー呪文ロックはダメ。

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 S・トリガーはデュエルマスターズにおける最大の逆転要素であるゲームの根幹であると思っています。ランダムなシールドから出てくる大逆転のトリガーはよくも悪くもゲームを面白くする要素だとこのゲームの開発者は思っていたでしょう。これまでにそのゲームの醍醐味を潰してきたカード達です。単騎ラフルルは無視しました。

 このゲームはS・トリガー一枚で大逆転して然るべきかもしれません。なので勝ち筋を残さないランデスや、勝利のためにシールドを介さないループ系統のパーツは厳しく監視されています。そしてやはりこのカードも許されませんでした。≪瞬封の使途サクラダ・ファミリア≫です。このクリーチャーがタップされているとき、相手は呪文の「S・トリガー」を使用することができません。ということは、このクリーチャーから攻撃すれば実質完封みたいなゲームも出てくるということですね。やっぱりつまらない。

 このカードを採用したデッキは「赤白轟轟轟」ですね。しかしこのデッキが環境を極端に支配したりメタゲームを歪めるほどではありませんでした。せいぜいブライゼシュートが泡を吐いて倒れるくらいでしたね。そのようなカードがひっそりと規制されてしまいました。ハンター速攻どうすんの?無理じゃね?

 これまでもS・トリガーを封殺するカードは1制限ないし使用禁止になってきました。呪紋の化身、貴様はアカン。魔の6000ラインを作った張本人だぞ。近年?でのよい例は≪無双恐皇ガラムタ≫ですね。イメンループのフィニッシュ手段として1枚だけ採用されていましたが、それでも1枚の制限をかけられてしまいました。これは某団長との相性のよさも危惧していたのかもしれませんがそれだけS・トリガーを封じることは危険視していることがわかります。

 

 

 

■ブライゼシュート…シールド全部回収するハズレア。

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 場に出た時に自分のシールドをすべて手札に戻すことのできる豪快な手札補充能力の持ち主…ってシールドなくなったらダイレクトアタックされて負けるやん!というハズレアとして聖拳編で登場しました。ボルバルザークってやっぱ強かったですね。しかしそんな心配も灰になるようなデッキタイプ「ブライゼシュート」が大興奮デッキとして世の中に浸透して既に1年以上経ちましたね。新DM編に入り、スーパー・S・トリガーという能力とシールドを0にできる能力はすごぶる相性がよかったです。中でも重量級スーパー・S・トリガーは大型クリーチャーの踏み倒しで逆転を狙うデザインでした。しかし大逆転ではなく能動的にその強力な効果を発動させることのできるデッキとして本来の使い方とは違う使い方で有名になってしまいました。

 このカードが注目されたのはブライゼシュートではなく最初はミルザムループです。盾を大量に増やしてエメラルーダの力でS・トリガーを暴発させるループデッキですね。ミルザムの制限後もイメンループ等の速いデッキに対して無理やりループにアクセスすることができる札として採用されていました。(その「S・トリガー」は使ってもよい)という一文がなければ君も4枚まだ使用されていただろうに…。え?それなら最初から使用されていない?ごもっともです。

 

 

 

 

【あとがき】新殿堂の施行は3/1

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 新殿堂でゲームが始まるのは3/1(金)からです。今までメタゲーム上で暴れていたデッキがどれほどまでパワーを保ち、そして今までくすぶっていた猛者達が息を吹き返すのかが非常に楽しみですね。すでに一部のデッキのカードが高騰しているとかなんとか聞いています。みなさん大変ですね(他人事)。

 今回の殿堂発表は皆様いかがでしたでしょうか?私はおおむね満足している、というかこれまでの傾向から「あー、なるほどなあ」と言った感じです。え?今持っているデッキ?まだ崩していないのでそろそろデッキの整理をしなければいけません。あと1か月はありますが。新殿堂でのデッキ選択はあと1か月迷うことができますね。私も新環境を嫁デッキで戦い抜けるように調整します!

 

 

 

 

 

あれ?ジョーカーズと卍デスザーク卍は…?